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Metro Exodus Enhanced Edition
「Metro Exodus Enhanced Edition」は同梱のベンチマークアプリを使用した。プリセットの“Extreme”を使うがレイトレーシング/DLSS/Hairworks/Advanced Physics は全てオフ、VRSはx1設定とした。
レイトレーシングがなくても超絶に重い設定のためどちらのCPUでも最低60fpsキープが難しい。平均フレームレートでは差がないといってよいが、最低フレームレートではわずかにRyzen 7 5800X3Dの方が高い。
MONSTER HUNTER RISE
「MONSTER HUNTER RISE」では画質“高”に設定。マップ“大社跡”内の一定のコースを移動した際のフレームレートを「CapFrameX」で計測した。
RX 6800環境ではCore i9-12900Kが優秀だったゲームだが、RTX 3080環境では逆にRyzen 7 5800X3Dの方が優秀な結果を出せている。
MONSTER HUNTER WORLD: ICEBORNE
「MONSTER HUNTER WORLD: ICEBORNE」ではAPIをDirectX 12、画質“最高”、アップスケーラーはオフに設定。集会所内の一定のコースを移動した際のフレームレートを「CapFrameX」で計測した。
MONSTER HUNTER RISEと同様にGPUを変えたらRyzen 7 5800X3Dが優秀になった例。特に平均フレームレートにおいてはCore i9-12900Kに対し8.6%も高い値を出している。
Mount & Blade II: Bannerlord
「Mount & Blade II: Bannerlord」では画質“Very High”、フレームレート制限も解除した。ゲーム内ベンチマークを再生し、その際のフレームレートを「CapFrameX」で計測した。
このゲームでは巨大なL3キャッシュが効くようで、最低フレームレートではRyzen 7 5800X3DがCore i9-12900Kより6%も上昇している。
Overwatch
「Overwatch」では画質“エピック”、レンダースケールは100%に固定。マップ“King's Row”におけるBotマッチを遊んだ際のフレームレートを「CapFrameX」で計測した。
RX 6800環境ではCore i9-12900Kが勝ったゲームだが、RTX 3080環境ではRyzen 7 5800X3Dが辛勝といったところか。
PSO2:NGS
「PSO2:NGS」は公式ベンチマークを使用した。画質はプリセットの“6”に設定し、ベンチマークをスタートしてからスコアーが出るまでのフレームレートを「CapFrameX」で計測した。
最低フレームレートの落ち込みはRyzen 7 5800X3Dの方が圧倒的に低い。平均フレームレートではRyzen 7 5800X3Dの方が高いが、ライバルに対しての伸び幅が小さい。
Red Dead Redemption 2
「Red Dead Redemption 2」では画質(精密度)は最大の20/20とし、ゲーム内ベンチマークを利用して計測した。
RTX 3080環境になるとGPU側のボトルネックが強まるのか、両CPUの差はほとんど出なかった。Assassin's Creed: Valhallaと同パターンなのかもしれない。
Shadow of the Tomb Raider
「Shadow of the Tomb Raider」はAPIにDirectX 12を選択、画質“最高”にアンチエイリアスはTAAを選択。レイトレーシングやアップスケーラーはオフとした。ゲーム内ベンチマーク機能を利用してフレームレートを計測した。
最低でも平均でもRyzen 7 5800X3DがCore i9-12900Kを圧倒。RX 6800環境でもRyzen 7 5800X3Dが勝っているので、ゲームとCPUの設計が非常に噛み合っているといえるだろう。