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■ゲームタイトル:リトル ノア 楽園の後継者
■販売元:Cygames
■価格情報:1500円
■公式サイト:https://littlenoah-s.com/ja/
挑戦するたびに生成されるダンジョンを探索
ゲームパッドでの操作は単純明快で爽快感も抜群
Cygamesは、アクションRPG『リトル ノア 楽園の後継者』を2022年6月28日に発売した。プラットフォームはNintendo Switch、PlayStation 4、PC(Steam)。PC版の推奨環境は、CPUはインテル「Core i5-7500」以上、GPUはNVIDIA「GeForce GTX 750 Ti」以上、メモリーは6GB以上、空きストレージは7GB以上だ。
本作は、「ローグライトアクション」というジャンルに属するファンタジーアクションRPG。プレイヤーは錬精術の天才少女・ノアと、彼女が使役する仲間たち「アストラル」を操り、挑戦するたびに生成されるダンジョンを探索する。操作に利用するのはゲームパッドのみだったが、近日中にキーボード操作にも対応予定とのこと。ダンジョンに挑戦し、敗北するたびに強くなっていくノアとの冒険は、達成感が大きい。それでは、さっそく本作のストーリーから解説していこう。
遺跡の探検と、方舟の修理のために奮闘する少女・ノア
舞台は「錬金術」によって発展を遂げた「マナセリス王国」。この世界では「マナ」を操り、「キャラクター」を使役する錬金術を身に付けた者が、超常の力を振るっていた。本作のヒロインである「ノア」も、錬金術を習得した選ばれし者のひとりだ。
「方舟」に乗り、ひとり探索の旅に出ていた彼女は、マナセリス王国の空の上で、王国の地図に載っていない、未発見の遺跡を発見する。しかし、喜び勇んだ彼女が遺跡に向かおうとしたところ、方舟になにかが激突する音が鳴り響いた。
異音の正体を見つけるためノアが付近を探すと、頭上に二重の円環が浮かんでいる謎の猫を見つける。大怪我をしている猫を介抱しようとしたノアだったが、猫は彼女の手をはねのけて逃げ去った。
方舟への侵入者を倒しつつ、逃げた猫にようやく追いついて改めて手当てをしようとしたが、敵意をむき出しにした猫は「出ていけ……。オレサマの遺跡から……!」と取り付く島もない。その言葉のあと、なぜか急に嵐が巻き起こり、ノアの方舟は墜落してしまう。
なんとか不時着に成功したノアだったが、方舟は半壊して、修理が必要となってしまった。しかし、気持ちの切り替えがうまい彼女は、遺跡の探検と、方舟の修理を同時に進めることを決心し、未知の技術の発見を予感し、心を躍らせる。こうして、やがて王国に名を轟かせることになる少女の冒険が、幕を開けることになった。
何度プレイしても新鮮な気持ちで楽しめる「ローグライトアクション」
本作はサイドビュータイプの2Dアクションゲームだ。ステージは一定のスペースで区切られており、ある程度移動すると画面が切り替わる。「ローグライトアクション」ということで、ステージの構造は挑戦するたびに変化する。何度プレイしても新鮮な気持ちで楽しめるわけだ。
本作では、錬金術師が生み出す生命体を"キャラクター"と呼び、ノアが作り出したキャラクターを「アストラル」と名付けている。ノアはアストラルを使って攻撃しており、アストラルごとに多彩な攻撃技が繰り出される。連れているアストラルが多いほど攻撃のバリエーションが増え、そしてアストラルが強いほど大ダメージを与えられるわけだ。
なお、ステージボスとの戦いで重要になってくるのが「アニマバースト」。敵を攻撃するほどゲージがたまっていき、そのゲージを消費することで強力な攻撃を繰り出せる。またアニマバースト発動中は無敵でダメージを負うことがない。ステージボスとの戦いでは、どのタイミングで使うかが重要なポイントとなるのだ。
可愛らしいグラフィックの本作だが、ノアのHPがゼロになればもちろんゲームオーバー。入手したアストラル、アクセサリはすべて失われ、方舟に強制的に戻されることになる。しかしアクセサリは「マナ」に変換され、そのマナを使うことで方舟を修復し、ノアの能力を永続的に強化できる。つまり、繰り返し挑戦することで、そのぶん戦いを有利に進められるようになるわけだ。