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丸っこい「キャラクター」の戦う姿がなんともユーモラス
どんな腕前でも達成感を味わえるチューニングが絶妙
本作最大の魅力は、なんと言っても可愛らしいデザインだ。ヒロインのノアが可愛らしいのは言うまでもないが、丸っこいキャラクターの戦う姿がなんともユーモラスだ。それでいてノアの動作に合わせて、まるで「スタンド」のように勇ましくバトルを繰り広げる。プレイ中はどうしても敵の攻撃に注目しがちだが、仲間のアストラルたちの勇猛果敢な姿もじっくりと鑑賞してほしい。
また、とにかくゲームが丁寧に作り込まれているというのが率直な感想。チュートリアルは長すぎず、短すぎないちょうどいい塩梅だ。ゲームオーバーになったとしても、ゲーム中に的確なアドバイスが挿入され、それを参考にすれば打開策、または今後の方針がわかる。そして、方舟を修復すればノアの能力が向上していくので、挑戦を繰り返せばいつかはどんな強敵も討伐可能。難易度設定も用意されているが、どんな腕前でも達成感を味わえる作りになっているのだ。
とっつきやすいが、やり込み要素も用意され、かつ何度でもプレイできる本作。1500円というお手頃価格なので、気軽な気持ちでぜひプレイしてみてほしい。
「Ryzen 7 5700G」&「Radeon RX 6400」環境での快適度は?
最後に、リトル ノア 楽園の後継者がAMDプラットフォームでどのぐらい快適に動作するのかチェックしてみよう。今回のテスト用PCに搭載したCPUはAMD「Ryzen 7 5700G」(8コア/16スレッド、最大4.60GHz)、ビデオカードは補助電源なしで動作する「Radeon RX 6400 XT」だ。今回は玄人志向の「RD-RX6400-E4GB/LP」を使用している。
グラフィック設定はデフォルトのままで、フルHD(1920×1080ドット)、WQHD(2560×1440ドット)、4K(3840×2160ドット)解像度のそれぞれで平均、最小、最大フレームレートを「MSI Afterburner」で計測した。
今回のテスト用PCには、8コア/16スレッドCPUのRyzen 7 5700Gと、エントリークラスのRadeon RX 6400を搭載しているが、平均フレームレートはフルHDが59.8fps、WQHDが59.6fps、4Kが59.7fpsとなった。
リトル ノア 楽園の後継者は、解像度や画質は変更可能だが、フレームレートは60fps固定となっている。フレームレートにばらつきは多少あるが、これは計測誤差の範疇と言えよう。フレームレートの上限設定がなければフルHD、WQHDではもっと数値が高くなった可能性は高い。
いずれにしても、今回のAMDプラットフォームでリトル ノア 楽園の後継者をプレイするのであれば、高精細なグラフィックの美しさを存分に堪能するためにも、4K解像度でプレイすることを強くおすすめする。
【ゲーム情報】
タイトル:リトル ノア 楽園の後継者
ジャンル:ローグライトアクション
販売:Cygames
プラットフォーム:Nintendo Switch/PlayStation 4/PC(Steam)
配信日:配信中(2022年6月28日)
価格:1500円
IARC:7+
© Cygames, Inc.