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RSRとFSR 2.0を導入することでゲームの性能と画質がアップするってホント?フォトナやApexなどで実力を試してみた(1/4)

文●宮崎真一 編集●AMD HEROES編集部

少し前の話になるが、AMDは2022年3月にリリースしたグラフィックスドライバー「AMD Software Adrenalin Edition 22.3.1」で、アップスケーリング機能の「Radeon Super Resolution」(以下、RSR)を実装し、超解像技術で性能と画質を向上させる「FidelityFX Super Resolution」(以下、FSR)のバージョンを2.0へと引き上げた。

では、このRSRとFSR 2.0はいったいどのような機能なのだろうか。また、実際にゲームにおける使い方やパフォーマンスがどれくらい変化するかを実際に確かめてみたい。

ゲーム側の対応を必要としないRSR
4Kほどではないものの画質と性能が向上

まずは、RSRの説明から進めていこう。RSRは、従来のFSRと同じアルゴリズムを用いた超解像技術だ。つまり、ゲームの画質を落とすことなく、低い解像度で描画処理ができるようになり、パフォーマンスが向上するというわけだ。ただ、FSRとは異なり、RSRはドライバーソフトウェアのポストエフェクトで処理が行なわれるため、ゲーム側の対応を必要としない点が大きな特徴となる。

RSRは、Radeon RX 5000シリーズ以降のGPU、つまりRDNAアーキテクチャーに基づくGPUで使用可能。そのため、統合グラフィックスがRadeon VegaグラフィックスのRyzen 5000GシリーズではRSRが使えないということになる。

対応GPUを使用している場合、AMD SoftwareのグラフィックスタブにRSRの設定項目が表示されるようになるので、そこを有効に切り替えるだけで利用可能になる。有効にすると、RSRの設定項目の直下に「シャープニングエフェクト」という項目が表れ、RSR適用時のシャ-プネスのレベルを変更することが可能となる。初期設定は75で、数値を上げるとよりシャープさが増すといった仕組みだ。

対応GPUを使用していると、設定のグラフィックスタブを見ると、RSRの項目が一番上に表示される

あとは、ゲームを起動し、ゲーム側の解像度をディスプレーのネイティブ解像度より低く設定すれば、RSRが適用されるようになる。たとえば、ディスプレーの解像度が3840×2160ドットで、ゲーム側の解像度を1920×1080ドットに設定すると、RSRがゲーム画面をアップスケーリングし、3840×2160ドットで表示されるというわけだ。つまり、ゲーム自体は1920×1080ドットで描画処理が行なわれるが、ディスプレーには3840×2160ドットの高精細な映像が表示されるようになるので、RSRにより高フレームレートと高画質の両立が実現するということになる。

なお、RSRはフルスクリーン表示でのみ効果を発揮する点が、従来のFSRと大きく異なるところだ。そのため、ウィンドウ表示では、ボーダーレス表示であってもRSRが効かない点は注意しておきたい。なお、RSR有効時は、AMD Softwareを[Alt]+[R]キーを押して、ゲーム内でオーバーレイを見ると、アップスケールステータスが「アクティブ」と表示されていた。

ゲーム内でAMD Softwareをオーバーレイ表示させると、RSRが有効になっているかどうかを確認することが可能だ

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