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WQHDでは平均93fps以上と快適!
さて、ではお待ちかねの動作検証の結果について紹介したい。ただし、エグゾプライマルは開発中のゲームであるため、正式版とは動作が異なるかもしれないので、あくまでクローズドネットワークテスト時の参考値として欲しい。
カプコンが公開しているクローズドネットワークテストの動作環境は以下のとおり。必要動作環境は5年前ほどの4コア/4スレッドのCPUで、ビデオカードは4年以上前のエントリー向けとなっている。
推奨動作環境としては、6コア/12スレッドと現行最新となるゲーミングPCでは標準クラスのCPUで、ビデオカードはひと昔前のミドルクラスといったところ。明記はされていないが、おそらくこれが解像度フルHD環境で快適に動く、推奨環境といったところだろう。
今回テストに使用したのは、筆者が最近動作検証に使っているバラック組みの検証環境。CPUは推奨環境と同じ6コア/12スレッドだが、2020年に発売されたZen 3ベースの第4世代Ryzenで、PCゲームをプレイするうえでは人気の高いAMD「Ryzen 5 5600X」。
ビデオカードは今年発売されたばかりの最新モデルで、AMDが解像度WQHD以上でのゲームプレイを想定している、人気のミドルクラスのAMD「Radeon RX 6750 XT」を搭載したASRock「Radeon RX 6750 XT Phantom Gaming D 12GB OC RX6750XT PGD 12GO」を使用した。
検証環境 | |
CPU | AMD「Ryzen 5 5600X」(6コア/12スレッド、最大4.6GHz) |
メモリー | G.Skill「Trident Z Royal Gold F4-3200C14D-32GTRG」(16GB×2、DDR4-3200) |
ストレージ | Western Digital「WD Black SN770」(2TB M.2 SSD、PCIe 4.0) |
ビデオカード | ASRock「Radeon RX 6750 XT Phantom Gaming D 12GB OC RX6750XT PGD 12GO」(12GB GDDR6、Radeon RX 6750 XT) |
電源ユニット | Super Flower「LEADEX PLATINUM SE 1000W-BK」(1000W、80PLUS Platinum) |
OS | Microsoft「Windows 11 Home」 |
ちなみにディスプレーは、GIGABYTEの4K&144Hz対応の28型ディスプレー「M28U」を使用している。画質は最高設定にして、垂直同期はオフ。1920×1080ドット(フルHD)、2560×1440ドット(WQHD)、3840×2160ドット(4K)の3つの解像度それぞれでCapFrameXにてフレームレートを計測した。
フルHDでは、平均フレームレートが131.1と120fpsを超えるほど、滑らかに動作。全体の1%であるP1も110.7fpsと高いため、かなり安定した動作が見込める。WQHDも平均で93.4fps、P1も83.5fpsと100は超えないまでも60fpsは余裕で超えているため、快適にプレイできると言えるだろう。
また、Steam版の利点はマウスとキーボードで遊べる点だろう。この手のTPS視点のゲームはゲームパッドの方がやりやすいという人もいるだろうが、デッドアイでの射撃などは、マウス&キーボードでFPSをプレイしている人ならマウスの方がやり易いという人も多そうだ。
筆者も普段はFPSをあまりプレイしないので、基本はゲームパッドの方が操作し易いと思う方だが、デッドアイでの精密な射撃は、DPIを高めに設定したマウスで直感的に操作した方がやり易いように感じた。
メインで使うスーツによって変えるというのもひとつの選択肢だろうが、そうした汎用性の高さもSteam版で遊ぶ魅力だろう。