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Zen 4で性能は別次元の領域に到達!?「Ryzen 7000シリーズ」全モデルレビュー【概要+基本ベンチ編】(1/9)

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

2022年9月30日19時からAMDはZen 4アーキテクチャを採用したエンスージアスト向けCPU「Ryzen 7000シリーズ」4モデルの販売を日本国内で開始する(グローバルでは28日解禁)。

北米における予想価格は前世代Ryzen(5000シリーズ)と同じ、もしくは50〜100ドル安い設定だが、昨今の円安のトレンドを受け、本邦における予価は前世代より最大2万1000円~8000円程度高くなっている。特に人気の出そうなRyzen 9 7900Xの価格差が大きい。

製品名 予想価格(税込) 前世代初出価格との差
Ryzen 9 7950X 11万7800円 1万1320円
Ryzen 9 7900X 9万2500円 2万1022円
Ryzen 7 7700X 6万6800円 7972円
(Ryzen 7 5800Xとの価格差)
Ryzen 5 7600X 4万9900円 1万520円

お詫びと訂正:掲載当初、価格表の型番表記に誤りがありました。該当部分を訂正すると共にお詫び申し上げます。(2022年9月27日11:00)

Ryzen 7000シリーズの概略に関しては先日AMDが発表(速報記事:https://ascii.jp/elem/000/004/103/4103393/、詳報記事:https://ascii.jp/elem/000/004/103/4103569/)した通り、CPUのパッケージからチップセット、さらにはメモリーやPCI Expressの仕様までガラリと変化し、新世代Ryzenと言うべき姿となっている。

今回筆者は幸運にもAMDからレビューキットの貸与を受けられた。AMDはZen 4でプロセスの改良や高クロック化、さらにさまざまな改善を重ねることで、性能は既存のRyzenから2ケタ%伸ばしていると主張している。果たして高価になった分だけの満足感を与えてくれるのかを検証したい。

本稿ではRyzen 7000シリーズにおける注目すべき変更点や、実際にPCを組む上でのヒントといった座学を中心とし、ベンチマークはベーシックなものだけにとどめる。ゲームやクリエイティブ系ベンチマークについては、次回以降の紹介させていただく。

今回AMDよりお借りしたRyzen 7000シリーズ全モデル。OPNの下に「D」が付いているので検証用のサンプルと考えられる

フラッグシップモデル「Ryzen 9 7950X」。AMDの謳い文句は“ゲーミングとクリエイティブ制作に最適”

“パワフルなゲーミング&ストリーミング・デスクトップ・プロセッサー”と銘打たれた「Ryzen 9 7900X」

「Ryzen 7 7700X」は“ゲーミング・デスクトップ・プロセッサーの主流”。つまりこれがメインストリームという位置付けのようだ

最も安価な「Ryzen 5 7600X」は“真のゲーミング・パフォーマンス”となる。何が真なのかは不明だが……


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