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オーソドックスなスタイルのアクションRPG
相手の動きを見極めた攻撃と回避の素早い2択操作が必須
本作はオーソドックスなスタイルのアクションRPG。LSで移動、RSでカメラの回転、RSプッシュでロックオン、RS操作でターゲット変更、Bで回避、RBで弱攻撃、RTを長押しでチャージ強攻撃、LTで特殊技が可能。操作方法についてはアクションRPGとしてはオーソドックスなスタイルで、特に戸惑うことはないはずだ。
敵オートマタにはさまざまなタイプが用意されているが、基本的に攻撃一辺倒では倒せない。キャラクターごとのモーションを見極めて、攻撃と回避の素早い2択操作が必須となる。
戦闘で重要な要素が「元素傷痍」。特定の敵が備えており、アイギス自身の武器にも追加できる「秘術ダメージ」には、敵を炎上させて持続ダメージを与える「火炎傷痍」、敵を凍り付かせる「氷雪傷痍」、敵を感電させて追加ダメージを与える「電気傷痍」が存在する。
秘術ダメージをアイギス自身が受けた場合には、火炎傷痍は回避を繰り返すことで、氷雪傷痍は攻撃を連打することで、電気傷痍はアイテム「絶縁の霊薬」を使用することで効果を早く止められる。攻撃の際にも、防御の際にも秘術ダメージは重要な要素。効果、回復方法をしっかりと把握しておこう。
本作はゲーム冒頭でキャラクターの「初期クラス」を、「護衛」、「兵士」、「踊り子」、「錬金術師」から選択可能。キャラクターのクラスごとに初期装備の武器、パラメーターが異なっている。
たとえば護衛は「耐久性」、兵士は「剛力(攻撃力)」、踊り子は「敏捷性」、錬金術師は「元素錬金術(秘術ダメージと秘術耐性を上昇させる)」に優れている。クラスの特性が自分のプレイスタイルに合わなかったら、あまり進まないうちにキャラクターメイキングからやり直すといい。
能力(パラメーター)には、「剛力」、「耐久性」、「敏捷」、「活力」、「元素秘術」、「機械工学」などが用意されており、敵オートマタを倒すと得られる「アニマエッセンス」を消費することで能力向上を図れる。もちろん、多くのアクションRPGと同様にまんべんなくパラメーターを上げていくと、強みのないキャラクターに育ってしまうので要注意。
アイギスを成長させていくなかで、もうひとつ重要な要素が「モジュール」。彼女には「モジュールスロット」が用意されており、そこにさまざまなモジュールを装着することでパラメーターを強化したり、特殊な機能を追加できる。
また、スロットにはレベルがあり、レベルを上げればより強力なモジュールを装着可能だ。モジュールを入手したら効果を確認して、実戦でも使い勝手を試しておこう。
本作はメーカー自身が「高難易度アクションRPG」と謳っているだけに、個人的には戦闘がなかなか難しく感じた。しかし、「やりごたえのあるゲームデザイン」の通常モードに加えて、難易度を細かく調整可能な「アシストモード」が用意されており、アクションRPGの腕前に合わせてチューニングできる。
とは言え、作り手が本当に楽しんでほしいと考えているのは通常モード。今回は途中からアシストモードでプレイしたが、一度リセットして通常モードでやり直してみたいと考えている。途中で手こずったとしても、それだけの達成感を与えてくれるゲームだ。