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Ryzen 9 7950Xは空冷で大丈夫?空冷最強のAK620で試してみた(5/5)

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

 続けてゲームプレイを想定して、Cyberpunk 2077のゲーム内ベンチマークを実行して、平均、最小フレームレートを計測。さらにゲームを20分間プレイした際の温度、動作クロックなどを確認していこう。解像度は4K、画質はプリセット「ウルトラ」を選び、DLSSは「パフォーマンス」に設定している。

『Cyberpunk 2077』プレイ時のフレームレート


『Cyberpunk 2077』プレイ時の温度推移


『Cyberpunk 2077』プレイ時のクロック推移


『Cyberpunk 2077』プレイ中のCPU Package Power推移


『Cyberpunk 2077』プレイ時の最高と平均値

 Cyberpunk 2077のフレームレートも差は見られなかった。CPU温度は、CPU使用率が20%前後になるため、AK620 ZDも平均値は70度台を切っている。最大冷却性能は、Liquid Freezer II – 360に及ばないが、空冷最強と言われるだけある性能を発揮している。

 室温18度前後、バラック状態での軽いテストではあるが、Ryzen 9 7950Xの性能を引き出しながら、空冷での運用が可能だったDeepCoolのAK620。冷却マージンがあるオールインワン水冷ユニットのほうが安心、確実ではあるが、AK620に加え、Noctua「NH-D15」、「NH-U12A」といった空冷最強クラスを組み合わせて、Ryzen 9 7950Xを空冷運用することは十分できそうだ。

今回使ったオールブラックの「AK620 ZERO DARK」は、実売価格1万円前後とコストアップするが、標準モデルなら8000円前後とコスパ優秀だ

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