液晶ディスプレーは、AMD環境には最適なFreeSync2に対応した「32GK850F-B」を用意した。FreeSync2では、HDR(ハイダイナミックレンジ)と、ティアリングやスタッタリングといった画面の乱れを抑えてゲームを快適にプレイできる機能が備わっている。色域はデジタルシネマの国際標準規格「DCI-P3」を95%カバーし、映画鑑賞や動画編集にも活躍してくれる。
リフレッシュレートは144Hzと高く、60fps以上で遊ぶことができるFPSなどで効果を発揮する。解像度は2560×1440ドット(WQHD)。日本で現在発売しいてるFreeSync 2対応液晶ディスプレーで4Kに対応している製品はないので、今回はWQHDとなっているが、Radeon搭載してゲームを遊ぶにはもってこいということで「32GK850F-B」を選んでいる。
また、ゲームを操作するコントローラーは、今回の検証は格闘ゲームということなので、できるだけユーザーのプレイ環境に合わせるため、アーケードコントローラーとPC動作に定評のあるXbox用のコントローラーの2種類を用意した。
アーケードコントローラーはRazerの「Razer Panthera Evo」をチョイス。本機は手頃なサイズで、かつ背面にはケーブルを収納できるので、eスポーツ会場への持ち運びにも適している。PlayStation 4用のボタンも用意されているので、デスクトップPCと共用も可能だ。
マイクロソフトのXbox用ゲームコントローラー(型番:4N6-00003)はBluetooth接続、有線ケーブル接続両対応。多くのボタンを併用するゲームでは重宝するが、正確なレバー操作、素早いボタン操作が要求される格闘ゲームの場合は、個人的にはアーケードコントローラーの方が操作しやすかった。
コントローラーは、個人の好みもあるだろうが、格闘ゲームをPCでプレイする場合、さすがにRPGのようにキーボードとマウスというわけにはいかないので、アーケードコントローラーかゲームパッドは用意しておこう。