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世界初の64bitプロセッサーを世に送り出す

AMD50年史 起業から現在までの功績を振り返る(前編) (1/7)

文●大原雄介 編集●AMD HEROS編集部

 AMDは1969年創業で、今年は実に50周年にあたる。それもあって50周年記念ページ(日本語版はこちら)なども公開されているほか、本国では50周年記念のRyzen 7が用意されている(残念ながら今のところ日本では発売予定は聞こえてこない)が、それはそれとしてこのあたりで50周年の歩みを簡単に振り返ってみよう。

AMDは今年で創業50周年を迎える

AMDの設立者とIntelの設立者は元同僚

 AMDは1969年、Jerry Sanders氏他7人によって設立された。この7人はいずれもFairchild Semiconductor時代の同僚である。同じ様にFairchildを辞めて自身の会社を立ち上げたのがRobert NoyceとGordon Mooreで、彼らが立ち上げたのがIntelである。要するにIntelもAMDも根っこは同じだったわけだ。

Jerry Sanders氏。これは2000年4月に来日した時のスナップである

 AMDはカリフォルニア州サニーベルにあるTompson Place 901にオフィスを構え、数年後にはそれだけで足りずに隣りのTompson Place 902にもビルを建設している(Google Mapで見ていただくとわかるが、既にAMD時代の建物は面影すらなくなっている)。

 AMDの最初の工場であるFab 1も、そのTompson Place 901に設立された(ちなみに2インチのウェハーを利用するFabである)。

 さて、その設立されて間もないAMDが手掛けたのは、4bitのレジスターであるAm9301であるが、これに続いて多数のMSI(Medium Scale Integration circuit:中規模の集積度のIC)を手掛け始める。

Am9300の回路
Am9300のパッケージ写真

 翌年には2進/16進のロジックカウンターであるAm2501を発表、1971年にはMultiplier(乗算器IC)としては当時最高速となるAm2505も発表する。この1971年はまた、Am3101というバイポーラベースのDRAMを開発、DRAM市場にも参入した年であった。

AMD初の独自のICでもあるAm2501。非常によく売れたらしい

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