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Fluid Motionが動作しないが増加中!?そんな時の解決策は?

Fluid Motionを使い「DeskMini A300」でウェブ動画を快適視聴!(1/5)

文●藤田忠 編集●ワダ

発売前から注目を集め、すでに2019年のコンパクトPC自作の鉄板と言っても過言ではないのが、ASRockの超小型ベアボーンキット「DeskMini」シリーズ待望のSocket AM4モデル「DeskMini A300」だ。

待望のSocket AM4版「DeskMini」。いろいろなPC作業ができる手のひらサイズPCを手軽に組める

DeskMini A300は、Mini-STXフォームファクターを採用した小型ベアボーン。本体は155×155×80mm(容積1.92L)と、片手で持てるほどの大きさを実現。そのうえ、組み立て工程は最小限で、PC自作初心者でもAPU搭載機が簡単に組めるようになっている。

対応APUはBristol RidgeまたはRaven Ridge世代で、現在対応APUの中で最も高性能なAPUは、4コア8スレッドで、内蔵GPUに「Radeon RX Vega 11」を採用したRyzen 5 2400Gになる。Ryzen 5 2400Gの価格は1万5000円前後、Bristol Ridgeの最上位であるA12-9800Eは1万円前後と5000円ほど安いが、CPUとGPU性能どちらもRyzen 5 2400Gの方が作業によっては2倍以上の性能差をみせるため、新しく購入するなら圧倒的にRyzen 5 2400Gの方がコスパが良い。

さらに価格を抑えたいなら、Ryzen 5 2400Gよりやや性能が落ちるものの、1万円前後で購入できるRaven Ridge世代のRyzen 3 2200Gを選ぶといいだろう。

そのパフォーマンスなどについては、過去記事をチェックしてもらうとして、今回はAMD Radeonシリーズの魅力のひとつで、秒間24フレームや30フレームの映像を60フレームのヌルヌル映像に変換再生してくれるAMD「Fluid Motion Video」を試したい。

Fluid Motion Videoは、2014年に投入され、アニメ好きの注目を集めたAMD独自の映像補完技術で、AMD第4世代APUや「Radeon RX 200」シリーズ以降に搭載。YouTubeやmp4などの手持ちの動画ファイルに加え、CyberLinkとタッグを組むことで、再生ソフトの「PowerDVD」にてBlu-rayを再生する時にも、Fluid Motion Videoが効いたぬるぬる映像を楽しめるようになっている。

AMD独自技術のFluid Motion Videoは、映像を補完して滑らか再生を実現する

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