AMDは4月25日にAMD RyzenまたはRyzen搭載BTO PCを購入した人を対象に、次世代AMD Ryzenプロセッサーが200名に当たるキャンペーンを発表した。AMDのRyzenプロセッサーは、2017年に第1世代が登場。価格の割にコア/スレッド数が多く、マルチタスクに向くとして一躍注目を集め、ライバルであるインテルのCPUシェアを奪い続けている。
2018年に発売された第2世代Ryzenは、第1世代に搭載された14nmプロセスのZenを改良し、12nmLPプロセスにシュリンクしたZen+を採用。メモリーも第1世代が最高でDDR4-2666対応だったところDDR4-2933に引き上げられ、第1世代発売初期にで問題(今はドライバーのアップデートにより解消している)となったメモリーの相性問題も安定し、より使いやすくなった。
んな話題のRyzenだが、パソコンSHOPアークやインバースネットのFRONTIER、サイコム、TSUKUMO、ドスパラ、パソコン工房といったショップブランドのBTO PCでも採用されている。また、今まさに同BTO PCメーカーから販売されているユービーアイソフトの人気アクションゲーム「ディビジョン2」の推奨パソコン購入キャンペーンが実施されている。
キャンペーンは2019年3月1日(金)から2019年5月31日(金)までにPCを購入した人が対象。PCを購入し、2019年6月16日(日)までにキャンペーンサイトから応募することで、ディビジョン2推奨PC購入者特典であるディビジョン2 Tシャツ(Lサイズ)が毎月13名、ディビジョン2 オリジナルバックパックが毎月2名に当たる。
ディビジョン2推奨パソコン購入キャンペーン」は残り5日と迫っている点には注意。今なら冒頭に紹介した次世代「AMD Ryzen」が当たるキャンペーンにも応募できるナイスなタイミングだ。
AMDは明言していないが、次世代AMD Ryzenプロセッサーは、AMD HEROESにも掲載されている大原雄介氏のCES 2019の記事にある第3世代Ryzenだと思われる。第3世代Ryzenは、既存のRyzenと同じくSocket AM4で動作する。そのため、ディビジョン2推奨PCを購入し、次世代AMD Ryzenプロセッサーが当たるキャンペーンで当選した場合、自分で別途PCを組むまたは購入したBTO PCのCPUと入れ替える(マザーボードのBIOSアップデートは必要)、ということも可能。どちらにせよ、かなりお得になること間違いなし。
そこで今回は、その気になるディビジョン2推奨PCの実機2台を借りて、性能をチェックしてみた。