■CINEBENCH R20
OCCTと同じくCPUを全力で使用するCINEBENCHを試してみた。
【マルチスレッド】
概ねOCCT CPUと同じ傾向となった。消費電力、CPU温度とも従来モデルよりも低TDPモデルが低くなるという期待通りの結果となった。こちらでもRyzen 5 PRO 2400GEよりもRyzen 3 2200GEの方が下げ幅が大きいようである。同じTDP35Wの低TDPモデル同士でも消費電力には大きな差が出ることは覚えておきたい。
【シングルスレッド】
シングルスレッドでは消費電力に違いはほとんどない。恐らく、シングルスレッドだとTDP35Wの枠内に余裕で収まるのでCPUクロックを下げる動作にならない為だと思われる。逆に言えばシングルスレッド対応のゲームやアプリケーションを使用する場合は通常モデルでもTDPとCPU温度は十分に低いと言える。