FreeSync 2対応で5万円台とコスパ◎
32GK850F-B
●LGエレクトロニクス
実売価格 5万2400円前後
FreeSync 2に対応した31.5型液晶ディスプレイ。解像度は2560×1440ドットまで対応するほか、リフレッシュレートは144Hzをサポートしている。さらに、HDR10のほかDisplayHDR 400にも対応し、HDR有効時にOSDには「ゲーマー1」「ゲーマー2」「FPS」「RTS」「鮮やか」と5つの動作モードが用意されている点はユニーク。
応答速度はゲーミング向けモデルらしく5ms(GTG)を誇り、映像信号をすばやく画面に出力するDAS(Dynamic Action Sync)モードも有している。映像入力インターフェースはHDMI×2、DisplayPort×1という構成。さらに、USB 3.0端子を2つ備えており、この端子をを使ってスマートフォンなどの充電も可能だ。OSDは視覚的に見やすく、操作性はかなり良好。
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FreeSyncの設定はOSDの「ゲーム機能設定」に用意されている。なお、拡張を選択するとFreeSync 2が適用されるようになる
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HDR有効時に、「HDRゲーミングモード」から5つの動作モードを選択することが可能だ
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OSDは、現在のリフレッシュレートやFreeSyncの有効/無効などが一目で分かるようになっている
インターフェースは底部ではなく、背面に集中。ケーブルが下に曲がってしまうが、底部に挿すよりもラク。そのため、よく接続機器を挿し変えて使う人にはうれしい。
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背面のインターフェースは、DisplayPort×1、HDMI×2、USB 3.0×1、ヘッドフォン出力という構成。USB端子から電力供給も可能だ
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液晶パネル底面に用意されたOSD操作用のスティックボタン。アクセスもしやすく操作性は良好だ
価格は5万円台とかなりお買い得。PCやPS4 ProでHDRタイトルを試してみたいという入門機としてはコスパがよい、ベストな1台ともいえるだろう。
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FFXVでHDRを有効にした様子。なお、高さ調節やチルト機能を有しているほか、画面を90度回転するピボット機能を備える