Ryzen 7 3700X & Radeon RX 5700XT環境での快適度は?
では、「Wolfenstein: Youngblood」がAMDプラットフォームでどの程度快適に動作するかを試してみよう。本作の推奨スペックに関しては、CPUに「Ryzen 5 1600X」、GPUに「GeForce GTX 1060(6GB)」が指定されており、最新PCゲームながら特別負荷が重いというわけではない。テストにあたり用意したのは、現行製品の鉄板構成とも言える8コア/16スレッドの「Ryzen 7 3700X」、および最新の「Navi」こと「Radeon RX 5700XT」だ。
グラフィックス設定は最高プリセットの「Mein leben!」を適用し、フルスクリーン環境で、解像度はフルHD(1920×1080ドット)、WQHD(2560×1440ドット)、4K(3840×2160ドット)の3パターンをそれぞれ選択。ステージは「Riverside」で、特定のルートを移動した際の1分間のフレームレートを「OCAT」で計測している。
この条件では、すべての解像度で平均フレームレートが60を超える結果となった。WQHD解像度までは最小フレームレートも60fpsを超えているため、ハイリフレッシュレート液晶でフレームレートを稼ぐのであればフルHD環境、より高い解像度でリッチに遊ぶのであればWQHD環境をおすすめしたいところだ。常時60fps以上というわけにはいかないが、4Kでのプレイ自体も問題はないので、ディスプレーが用意できるのであれば試してみてもいいだろう。
気の合う友人との協力プレイが捗る「Wolfenstein: Youngblood」
今回は最高画質での検証を実施したが、それでもフルHD環境での動作にはかなり余裕があるので、RX 570などのミドルクラスGPUでもプレイ自体は可能だろう。「Wolfenstein: Youngblood」は、Co-opによる2人協力プレイに大きく寄せたゲームデザインを採用していることもあり、やはりマルチプレイでゲームを楽しむことを推奨したいタイトルだ。フレンドとボイスチャットを繋ぎ、共に悪辣なナチスの兵士を蹂躙できることこそ、本作の最大の醍醐味と言って差し支えないだろう。
折しも、世間は夏休み期間中。実売価格もそれほど高価ではないため、ぜひ気の合う友人と一緒にプレイしてみてほしい。
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