Co-op対応で最大3人の協力プレイが可能
本作の醍醐味とも言えるのが、Co-opによる最大3人までの協力プレイだ。本家のようにゆるいつながりを持つマルチプレイではなく、ホストの攻略にもほとんど最初から最後まで関わることが可能。初期設定ではフレンドのみマッチングする状態となっているが、いわゆるオートマッチングなども利用できる。
マッチング後の攻略対象はホストとなるプレイヤーのワールドで、敵の強さは参加プレイヤーの武器や防具の強さにより調整されるようだ。レベルの高いプレイヤーがレベルの低いプレイヤーとマッチングした場合、低レベルのプレイヤーにとってはやや辛い難易度になるため注意したいところ。現行のオートマッチングではこうした事態が頻繁に起こるため、ある程度武器や防具を強化してからマルチプレイに臨むという選択肢もあるだろう。
マルチプレイでは仮に倒されても、一定時間内であれば他プレイヤーの蘇生を受けることが可能だ。人数が減ると一気に不利になるため立て直しはなかなか大変だが、一応の保険にはなる。また、マルチプレイで効果を発揮するステータスも存在するため、フレンドとのプレイを前提としたキャラクタービルドに挑戦するのも悪くない。
シングルプレイでも楽しめる本作だが、マルチプレイヤーでテンポよく敵を倒していく爽快感は本家にない要素であり、本作の醍醐味と言える。
初期アーキタイプは3種、キャラクター成長要素もダークソウル譲り
本作では最初のキャラクター作成とチュートリアル終了後に3種の「アーキタイプ」から1つを選択できる。いわゆる職業やクラスにあたるもので、所持する武器や防具、武器に付与できるウェポンMODが異なるため、遠距離・中距離・近距離と得意な戦闘のレンジが変わってくる。選ばなかったアーキタイプの武具はあとから入手できるので、まずは好みのプレイスタイルに合わせて選択するといいだろう。
キャラクターは一定の経験値を得るか、特定のアイテムを入手することで「Trait point」を取得する。これを割り振ることでステータスを伸ばしていける仕組みだが、最初に選べる項目は3つのみで、ゲームを進行することで割り振れる項目が増えていく。初期状態ではとにかく死にやすいため、最初は体力を増やすことをすすめたい。
新たな武器や防具は特定のマップで取得できるほか、特定ボスの素材を使って作成可能になる。先に述べた通り、1度のプレイでは出会えないボスなども存在するため、入手できる武器や防具にも違いが出てくることには注意したい。また、作成した武具は素材を使って強化可能だ。
ボスのユニーク武器にはレアな素材が要求されることも多く、それだけ強化は困難になってくる。ゲームの進行に詰まった場合、他プレイヤーのワールドを訪れて素材を稼ぎ、武器強化にあてるのが攻略の近道だ。なお、特定回数だけ使えてチェックポイント到達で回数がリセットされる「エスト瓶」のような回復用アイテム「DRAGON HEART」も、特定のキャラクターに頼むことで素材を使って使用回数を増やせる。