Ryzen 7 3700X & Radeon RX 5700 XT環境での快適度は?
では、「Remnant: From the Ashes」がAMDプラットフォームでどの程度快適に動作するかを試してみよう。本作の推奨スペックに関しては、CPUにIntel「Core i5-4590」、GPUにNVIDIA「GeForce GTX 970」が指定されており、それなりに負荷が高い。テストにあたり用意したのは、現行製品の鉄板構成とも言える8コア/16スレッドの「Ryzen 7 3700X」、および最新の「Navi」こと「Radeon RX 5700 XT」だ。
グラフィックス設定にはプリセットがないため、すべての要素が最高の「Ultra」になるよう調整し、フルスクリーン環境で、解像度はフルHD(1920×1080ドット)、WQHD(2560×1440ドット)、4K(3840×2160ドット)の3パターンをそれぞれ選択。「Founder’s Hideout」で、特定のルートを移動した際の1分間のフレームレートを「Fraps」で計測している。
この条件では、フルHD解像度でも最小フレームレートがぎりぎり60fpsを下回る、かなり重めの結果となった。画質設定を「Medium」まで落としてみたところ平均fpsは90前後まで上昇したが、それでもかなり重めのタイトルということは間違いないだろう。WQHD解像度までなら平均60fpsでプレイできるものの、それなりのビデオカードを用意したほうが良さそうだ。
本家とは異なる魅力を獲得した「Remnant: From the Ashes」
「Remnant: From the Ashes」は、数あるソウルライクなタイトルの中でも、銃器による爽快感ある戦闘、マルチプレイで繰り返し遊べる設計に特化し、単なる本家のコピーに終わらないユニークさを獲得することに成功した佳作と言える。二度目以降のプレイでもマップやボスが変わっている新鮮さがあり、4100円という価格を考えれば、値段以上に遊べるタイトルだろう。
高難度ゲームに飢えているプレイヤーはもちろん、長く遊べるCo-op系タイトルが欲しいというユーザーにもおすすめだ。
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