Ryzen 7 3700X & Radeon RX 5700XT環境での快適度は?
では、「ゴーストリコン ブレイクポイント」がAMDプラットフォームでどの程度快適に動作するかを試してみよう。テストにあたり用意したのは、現行製品の鉄板構成とも言える8コア/16スレッドの「Ryzen 7 3700X」、および最新の「Navi」こと「Radeon RX 5700XT」を搭載したASUSの「ROG-STRIX-RX5700XT-O8G-GAMING」だ。
グラフィックス設定はプリセット「ウルトラ」を適用し、フルスクリーン環境で解像度はフルHD(1920×1080ドット)、WQHD(2560×1440ドット)、4K(3840×2160ドット)の2パターンをそれぞれ選択。ゲーム内ベンチマークモードを使用し、平均フレームレートと最小フレームレートを計測した。なお、AMDプラットフォームで利用できるFidelityFXの先鋭化処理はオンにしている。
フルHD解像度では、平均フレームレートが94fpsと100fpsを切っている。最小fpsも60以下まで落ち込んでおり、60fps張り付きを達成できないことからも、本作がかなり重量級のタイトルであることが分かる。さらに4K解像度では平均48fpsと、60以下までフレームレートが落ち込んでしまう。本作にはより高画質のプリセットも用意されているため、画質を追求するのであれば、ハイエンドGPUを用意する必要があるだろう。
自分のスタイルに合った攻略方法を考えるのが楽しいタイトル
Co-op向きのゲームというと敷居が高く感じるかもしれないが、こうしたオープンワールド系アクションゲームの最大の醍醐味は、自分のプレイスタイルや装備に見合った方法でミッションを攻略するプランを立て、それを実行していく点にこそある。
そういった意味では、シングルプレイでも大きく魅力が損なわれることはないだろう。1点だけ、敵兵士の行動がやや散漫で、音に鈍感であるなど、ステルス行動が比較的容易なのは多少気になったのだが、あまり強固にしすぎても難易度が飛躍的に高まるため、このあたりは評価が分かれそうなポイントだ。
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