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VRAMを減らした戦略は? メディアブリーフィングで明かされた「RX 5600 XT」情報まとめ (1/3)

加藤勝明(KTU) 編集●ASCII

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

 2020年のRadeonはミドルクラスGPUのテコ入れが最初の大仕事ととなる。AMDはCES 2020においてRDNA 1.0世代のミドルクラス「Radeon RX 5600 XT」を1月21日に発売すると発表したが、先日AMDがプレス向けにRX 5600 XTについてのブリーフィングを行なった。今回はその内容を簡単にまとめたものだ。

 AMDが想定するRX 5600 XTのターゲットユーザーとは、フルHD(1080p)環境における最高のパフォーマンスを求めるゲーマーだ。昨年登場したRX 5500 XTもフルHD環境向けだが、画質よりコストを重視した製品なのに対し、RX 5600 XTは画質に妥協はしたくないゲーマーのための選択肢になるという。

 ちなみにRX 5700シリーズはそれよりも1ランク上、即ちWQHDゲーミングを視野に入れた製品と位置づけられている。

 このRX 5600 XTの仮想敵は、現行製品でいえばGTX 1660 SUPERやGTX 1660 Tiだが、同時にまだGTX 1060あたりを使っているユーザーの買い替え需要を喚起する製品でもある。Pascal世代のミドルクラスGPUはフルHD環境で画質を妥協すればまだ使えるGPUではあるが、これに対するAMDの提案がRX 5600 XTというわけだ。

 またAMDはRX 5600 XTにはさらにRX 5600とRX 5600Mというバリエーションが存在することも明らかにした。RX 5600 XTはDIY市場向けのビデオカードに搭載される製品であるのに対し、RX 5600無印はレノボやデルといったメーカー製PCに組み込まれることを前提とした製品、そしてRX 5600Mはモバイル向けの製品となる。

AMDのブリーフィング資料より抜粋。ここ4年で出荷されたフルHD液晶は2000万台以上、そしてSteamユーザーが使っているビデオカードの上位3つは、3年以上前の製品。つまりフルHD向けのプレミアムなGPUを出すのは極めて理にかなっているという
RX 5600 XTの主なスペック
RX 5600 XTの北米における想定価格は279ドル。eスポーツ系ゲームは平均120fps、画質を盛った大作系ゲームでも平均80fpsが出せる事を狙った製品となる
RX 5600シリーズはモバイル向けのRX 5600M、メーカー製PC向けのRX 5600、そしてDIY市場向けのRX 5600 XTの3ラインで構成される。このため実際にパーツとして出回るのはRX 5600 XTのみとなる
RX 5600 XTにはリファレンスデザインはなく、全てAICベンダーのカード、いわゆる“オリジナルファンモデル”のみとなる。国内における初値は3万4000〜3万6000円といったところだろうか(筆者の予想)

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