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【話題のPCゲームピックアップ!第11回】

待望の「MHW:IB」PC版! ミドルロークラスのRX 5500 XTでの快適度は如何に?(1/3)

文● 松野将太 編集● AMD HEROES編集部

GPUには「Radeon RX 5500XT」を搭載したSAPPHIREの「SAPPHIRE PULSE RADEON RX 5500 XT 4G GDDR6」を用意。フレームレートを検証した

■ゲームタイトル:モンスターハンターワールド:アイスボーン
■メーカー名:カプコン
■価格情報:4888円
■公式サイト:http://www.capcom.co.jp/monsterhunter/world-iceborne/pc/

人気作の超大型拡張コンテンツがSteamでもいよいよ販売開始

「モンスターハンターワールド:アイスボーン」は、2018年1月に販売開始された人気ハンティングアクションゲーム「モンスターハンター:ワールド」の超大型拡張コンテンツだ。一定周期で観測される謎の現象“古龍渡り”を追うために新大陸に渡り、ひとつの答えにたどり着いたハンター達の、さらにその先の物語が描かれる本作。PlayStation 4版は2019年9月に先んじて販売されていたが、PC版は2020年1月に満を持してリリースとなった。

「アイスボーン」のストーリーをプレイするためには、「モンスターハンター:ワールド」本編をクリアする必要あり

新たな舞台「渡りの凍て地」にたどり着いた調査団。“古龍渡り”の調査もひと段落したが、あらたな謎が展開される

物語は「モンスターハンター:ワールド」のストーリー完結直後からスタート。調査団のハンターたちは、本来の生息地とは異なる古代樹の森で発見されたレイギエナの痕跡を追い、前人未踏の寒冷地「渡りの凍て地」へたどり着く。新大陸とは生態系が異なる渡りの凍て地では、新たなモンスターや従来モンスターの亜種が登場。ハンター達は謎の解明のため、モンスターを狩りつつ地域の調査を進めていく……というのが本作の大まかなあらすじだ。

寒冷地の調査にあたり、これまでの装備の外見を変更できる重ね着装備が配布される

注意点として、本作はあくまでも拡張コンテンツであるため、追加コンテンツを堪能するためには「モンスターハンター:ワールド」本編のストーリーを終わらせている必要がある。ただし、これからプレイを始めるハンターや、まだストーリーをクリアしていないハンター向けの救済策として、武器「防衛隊派生武器」および防具「ガーディアンαシリーズ」が手軽に入手できるようになっており、これらを使用することで、武具の強化に時間を取られずスムーズにゲームを進行できる。詳細は、公式サイトのこちらのページを参照いただきたい。

「渡りの凍て地」には雪深い地域ならではのモンスターや植物が。雪が深く積もった地点では移動スピードが遅くなるようなことも

新モンスターの「ブラントドス」。雪中に潜りながら移動するため、クラッチクローを積極的に使っていきたい

渡りの凍て地は、「モンスターハンター:ワールド」には登場しなかった雪深い台地と氷に包まれたフィールドだ。旧作の雪系フィールドにも登場した長毛の草食獣「ポポ」など、ファンには馴染み深いモンスターが登場する一方で、「ブラントドス」のような新モンスターがハンターの行く手を阻む。すでに「モンスターハンター:ワールド」本編をクリアしたプレイヤー向けということもあり、序盤から全力で襲い掛かってくるため、久しぶりのプレイヤーは油断せず挑むことをオススメする。ちなみに、特定条件でモンスターに大ダメージを与えられるフィールド独自の地形効果は健在で、渡りの凍て地では「雪崩」などを利用できるようだ。

拡張コンテンツの実装にあたり、PC版のオプション設定にもいくつかの項目が追加されているのも注目だ。大きなところでは、Windows 10で「DirectX 12」APIを有効化できるようになっており、パフォーマンスの向上が見込めるとしている。そのほかにも、グラフィックス設定には「Capsule AO」「コンタクトシャドウ」「雪品質」「FidelityFX CAS + Upscaling」が追加されており、従来より幅広い設定が可能となっている。

また、PlayStation 4版で配信済のイベントクエストや追加コンテンツについては、PC版ではスケジュールを前倒して配信し、4月以降のアップデートでは、PlayStation 4版とPC版のスケジュールを同期させるとのこと。PC版のプレイヤーも今後のアップデートを楽しみにしておこう。

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