Radeon RX 5500XT環境での快適度は？
では、「モンスターハンターワールド：アイスボーン」がAMDプラットフォームでどの程度快適に動作するかを試してみよう。テストにあたり用意したのは、現行Ryzenの最上位である16コア/32スレッドCPU「Ryzen 9 3950X」、および発売されたばかりのミドルロークラスGPU「Radeon RX 5500XT」を搭載したSAPPHIREのグラフィックスカード「SAPPHIRE PULSE RADEON RX 5500 XT 4G GDDR6」だ。
グラフィックス設定にはプリセットが用意されている。かなり重いタイトルなので、解像度はフルHDに固定し、プリセットごとのフレームレートを比較した
フルスクリーン環境で解像度をフルHD（1920×1080ドット）に固定し、テクスチャ解像度は「FULL」、グラフィックAPIは「DirectX 12」を利用。画質はプリセットの「最高」「高」「中」の3パターンをそれぞれ選択し、「渡りの凍て地」の一定コースを移動した際の平均フレームレートと最小フレームレートを「OCAT」で計測した。
「モンスターハンターワールド：アイスボーン」のフレームレート
画質「最高」の設定はさすがに重く、平均フレームレートは60fpsに満たない。一方で「高」および「中」では格段にフレームレートがアップし、最小fpsも60超えを狙えるレベルまで向上する。「高」と「中」の設定変更ではフレームレートへの影響がそれほどないため、「高」設定を利用するのがおすすめだ。なお、さらに描画負荷を抑えた画質設定「低」が用意されているため、フレームレートを稼ぎたい場合は利用するといい。
大ボリュームの拡張、今後のアップデートにも要注目
コンテンツ的には十分なボリュームが用意されている本作だが、今後のアップデートにも注目だろう。すでに「ラージャン」や「ジンオウガ亜種」といったモンスターの追加は告知されており、PlayStation 4版とアップデートスケジュールが同期した5月には人気モンスターの復活も予定しているとのこと。これからゲームを始めるプレイヤーにはもちろん、すでに「モンスターハンター：ワールド」を遊びつくしたプレイヤーにとっても、歯ごたえあるアップデートが待っていそうだ。
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