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【注目Radeonピックアップ!第13回】

PowerColorの2つのRX 5600 XT搭載モデル「Red Devil Radeon RX5600XT」「Red Dragon Radeon RX5600XT」の性能をチェック! (1/3)

左:Red Devil Radeon RX5600XT、右:Red Dragon Radeon RX5600XT

 2020年1月6日、AMDはNavi世代のミドルレンジ向けGPU「Radeon RX 5600 XT」(以下、RX 5600 XT)を発表した。このRX 5600 XTは、型番通り「Radeon RX 5700」と「Radeon RX 5500 XT」の間に置かれるモデルで、AMDはフルHDでゲームが快適にプレイできるGPUと位置付けている。

 今回はそんなRX 5600 XTを採用したPowerColorの「Red Devil Radeon RX5600XT」(型番:AXRX 5600XT 6GBD6-3DHE/OC、以下Red Devil RX 5600 XT)と「Red Dragon Radeon RX5600XT」(型番:AXRX 5600XT 6GBD6-3DHR/CO、以下Red Dragon RX 5600 XT)を取り上げる。PowerColorは、クロックアップを抑えたRed Dragonシリーズと、かなり高いチューニングを施したRed Devilシリーズを展開しているが、果たして今回の2製品はどのような出来に仕上がっているのだろうか。テストにより、両製品が持つポテンシャルに迫ってみたい。

Red Devilのブーストクロックは1750MHz
2つのVBIOSを持つDualBIOS仕様

 まずは、Red Devil RX 5600 XTの動作クロック設定から紹介していこう。Red Devil RX 5600 XTは、ベースクロックこそ非公開ながらもゲームクロックは1660MHz、ブーストクロックは1750MHzと、リファレンス比で前者が285MHz、後者が190MHzとかなり引き上げられている。また、メモリクロックは14Gbpsで、こちらもリファレンスの12Gbpsから17%ほど高速になっている。

 さらに、Red Devil RX 5600 XTは2つのVBIOSを持ったDual BIOS仕様で、SilentモードとOCモードの2つが用意されている。工場出荷時設定はOCモードで、その動作クロック設定は前述のとおり。Silentモードの詳細は明記されていないが、実機で試した限り、ゲームクロックが1495MHzに低下した。

 カード長は実測で約240mm(※突起部除く)で、100mm角相当のファンを2基した2.5スロット占有タイプのGPUクーラーを搭載。これらのファンは「Mute Fan Technology」という機能により、GPUの温度が60℃以下になると回転を停止するようになっており、アイドル時の静音性が向上する。また、ヒートシンクには6mm径のヒートパイプが4本用いられ、PowerColorの説明によると、基板の電源部にはMOSFETとドライバICを1パッケージに統合したDrMOSを採用しているとのこと。さらに、電源部は8フェーズ構成で、信頼性の高い部材を採用することで、電力損失の低減や温度耐性の向上が図られているという。

 補助電源コネクタは8ピン+6ピンで、リファレンスから6ピンが1基増えた格好だ。また、映像出力インタフェースは、DisplayPort 1.4×3、HDMI 2.0b×1という構成。

Radeon SoftwareからOCモードの動作クロックを確認してみると、ゲームクロックを示すコアクロックは1660MHzと表示されている
補助電源コネクタは8ピン+6ピンという構成。6ピン1基分の電力供給量が増加している
カード裏面には補強用として1.5mm厚のバックプレートを装着
カード側面のブラケット側にはDual BIOS用ディップスイッチを搭載。ブラケット側がOCモード、遠い側がSilentモードとなる
映像出力インタフェースは、DisplayPort 1.4×3、HDMI 2.0b×1という構成
GPUクーラーの側面にはLEDが埋め込まれており、付属アプリケーションの「DevilZone」(Version 1.0.1)により、その光り方と色を調整可能だ

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