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【話題のPCゲームピックアップ!第17回】

人気RPGから独立したカードゲーム「グウェント ウィッチャーカードゲーム」がRyzen 9 4900HS搭載PCで快適に動くか検証(2/3)

文● 松野将太 編集● AMD HEROES編集部

どのカード入れる? 枚数が少ないがゆえに悩ましいデッキ構築

デッキは勢力ごとに分かれており、1つのデッキには基本的に同じ勢力のカードしか入れられない

こういったカードゲームの醍醐味とも言える「デッキ構築」も、勝利を目指すための重要な要素だ。ゲーム開始時から使用可能となる5つのデッキは、「ウィッチャー」世界の勢力をもとにデザインされており、勢力ごとに特色あるゲーム展開を実現できる。

1つのデッキは基本的に1つの勢力で固める必要があるが、特定の勢力に属さない「ニュートラル」カードや、2つの勢力に属するカードもあるため、これらを組み合わせてデッキを構築していくことになる。

最初にもらえる5つのスターターデッキをベースに、デッキを拡張していこう

ユニットカード。カード左上の数字が戦力値で、右下の数字がコスト。カードのコストの合計がデッキのコストを上回らないようにする必要がある

味方モンスターを捕食することで戦力値を高めるカードが特長の「モンスター」、敵ボード上やユニットに作用するカードが多い「ニルフガード」など、勢力によって勝利へのアプローチが異なるため、これを理解することが強いデッキ構築の第一歩となるだろう。

デッキ枚数は最低25枚以上とする必要があるものの、実際にゲーム中に使用できるのは初期手札10枚、各ラウンド3枚のドロー、カードのアビリティによりプレイできる+αと、多くとも20枚を超えない程度。カード枚数を増やす意味はほとんどないので、極力下限の25枚に収めたいところだ。

アーティファクトカードやスペシャルカードには戦力値がないものの、コストは設定されている

デッキの構築には、枚数以外に総コストの制限と、同カードの枚数制限が用意されている。各カードにはコストが設定されており、総コストは基本の150+選択したリーダーに付随するコストボーナスの合計値まで。ボーナスコストはおおむね10~20前後なので、総コストは160~170程度だ。

さらに同カードの枚数制限として、外枠が「ブロンズ」のカードは2枚まで、「ゴールド」のカードは1枚までとなる。強力なカードは大体1枚制限なので、ゲーム中はここぞという場面で使うようにしたい。なお、デッキにはユニットを最低13枚投入する必要がある。

同じカードは2枚までデッキに入れられるが、外枠が「ゴールド」のカードは1枚制限がある。そのぶん強力な性能を持つものが多い

構築のポイントとしては、基本的にコストが高いカードは性能が高いので、なるべくコストを使い切るようなデッキを組むのがベストだ。加えて、種族ごとにシナジーを発揮するユニットがいる場合、安定してシナジーを発揮できるだけの枚数を揃えておくことも重要となる。

初心者の場合は「あれも入れたい、これも入れたい」となりがちだが、しっかりとデッキの方向性を定め、枚数をコンパクトにまとめたものを使うほうが戦いやすいだろう。

カードはショップや報酬の「タル」から入手可能。最初は同じ勢力のカードのみが入ったタルを選び、1つのデッキを強化していくとカードが揃いやすい

カードは報酬やショップで手に入れられる「タル」から入手できる。最初はとにかくカードを増やすため、デッキを1勢力に固定し、勢力ごとに分かれているタルを購入していくのがいい。

タル1つごとに封入されているカードは全5枚で、そのうち4枚はレア度「コモン」以上、最後の1枚は「3枚から選択でき、レア以上確定」という仕様だ。最後の1枚の選択では、すでに所持しているカードなども判別できるため、持っていないものを選ぼう。

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