どのカード入れる? 枚数が少ないがゆえに悩ましいデッキ構築
こういったカードゲームの醍醐味とも言える「デッキ構築」も、勝利を目指すための重要な要素だ。ゲーム開始時から使用可能となる5つのデッキは、「ウィッチャー」世界の勢力をもとにデザインされており、勢力ごとに特色あるゲーム展開を実現できる。
1つのデッキは基本的に1つの勢力で固める必要があるが、特定の勢力に属さない「ニュートラル」カードや、2つの勢力に属するカードもあるため、これらを組み合わせてデッキを構築していくことになる。
味方モンスターを捕食することで戦力値を高めるカードが特長の「モンスター」、敵ボード上やユニットに作用するカードが多い「ニルフガード」など、勢力によって勝利へのアプローチが異なるため、これを理解することが強いデッキ構築の第一歩となるだろう。
デッキ枚数は最低25枚以上とする必要があるものの、実際にゲーム中に使用できるのは初期手札10枚、各ラウンド3枚のドロー、カードのアビリティによりプレイできる+αと、多くとも20枚を超えない程度。カード枚数を増やす意味はほとんどないので、極力下限の25枚に収めたいところだ。
デッキの構築には、枚数以外に総コストの制限と、同カードの枚数制限が用意されている。各カードにはコストが設定されており、総コストは基本の150+選択したリーダーに付随するコストボーナスの合計値まで。ボーナスコストはおおむね10~20前後なので、総コストは160~170程度だ。
さらに同カードの枚数制限として、外枠が「ブロンズ」のカードは2枚まで、「ゴールド」のカードは1枚までとなる。強力なカードは大体1枚制限なので、ゲーム中はここぞという場面で使うようにしたい。なお、デッキにはユニットを最低13枚投入する必要がある。
構築のポイントとしては、基本的にコストが高いカードは性能が高いので、なるべくコストを使い切るようなデッキを組むのがベストだ。加えて、種族ごとにシナジーを発揮するユニットがいる場合、安定してシナジーを発揮できるだけの枚数を揃えておくことも重要となる。
初心者の場合は「あれも入れたい、これも入れたい」となりがちだが、しっかりとデッキの方向性を定め、枚数をコンパクトにまとめたものを使うほうが戦いやすいだろう。
カードは報酬やショップで手に入れられる「タル」から入手できる。最初はとにかくカードを増やすため、デッキを1勢力に固定し、勢力ごとに分かれているタルを購入していくのがいい。
タル1つごとに封入されているカードは全5枚で、そのうち4枚はレア度「コモン」以上、最後の1枚は「3枚から選択でき、レア以上確定」という仕様だ。最後の1枚の選択では、すでに所持しているカードなども判別できるため、持っていないものを選ぼう。