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キーボードは、高価なゲーミングノートPCのように色こそ変えられないが、きっちりとバックライトを搭載。キーピッチは実測1.4mmほどとやや狭いが、キーとキーの間隔が空いているアイソレーションキーボードのため、誤入力は少ないだろう。薄型なためキーストロークも深くないが、パタパタとした感触ながらも打鍵感があり、キー入力もしっかりと行なえそうだ。
電源ボタンの左横にはウェブカメラのオン/オフ切換えボタンを備えているのもポイント。昨今のリモートワークでは、オンラインの打ち合わせにより、ZoomやMicrosoft Teamsを使うことも多くなっているので、自宅で作業中にプライベートな何かが映り込んでしまうような時に、キーひとつで瞬時にウェブカメラをオフにできるのはありがたい。また、指紋センサーを備えるためWindows Helloを使って、すばやくログインできる。
本機は前述したように、ヒンジ部で360度回転する2 in 1ノートPCのため、シーンに合わせていろんな使い方が可能。たとえば、奥行きのない家の備え付けの棚に置いて、写真を動画を楽しむ場合は、180度以上に開いて液晶の上部と、キーボードの下部の2点で支える、いわゆるテントモードが便利。
営業先で資料を複数の人に見せたい場合は、わざわざクラムシェルの形状のまま相手側に液晶を向けるのではなく、180度開いて上からのぞき込むようにするとイイし、スタイラスペンなどで絵を描く場合や電子書籍を読む場合には360度開き折りたたんでタブレットとして使うなど、環境に合わせてスタイルを変えられる。