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リーズナブルで小型PCにもピッタリなASRock「Radeon RX 5500 XT Challenger ITX 8G」の実力を検証(1/2)

Mini-ITX対応マザーボードにもぴったりな、ボード長を約178mmに抑えたASRockのグラフィックスカード「Radeon RX 5500 XT Challenger ITX 8G」が、日本でも発売された。

エントリー向けGPU「Radeon RX 5500 XT」を搭載し、冷却用ファンは10cmの静音ファンを採用。PCI Express 4.0に対応し、GDDR6メモリーを8GB搭載したモデルで、コンパクトながらパフォーマンスにも妥協のない設計だ。今回は、この製品の実力をチェックしてみよう。

コンパクトサイズなゲーミングPCにピッタリ

まずは、基本スペックから確認していこう。本製品のベースクロックは1607MHz、ゲームクロックは1717MHz、ブーストクロックが1845MHzと、特にオーバークロック化はされていない。メモリークロックは14GHzで、メモリーバス幅128bitのGDDR6 8GBを搭載しており、こちらもリファレンスモデルと同等である。

AMD謹製の「Radeon Software Adrenalin 2020 Edition」で、システムの情報を表示

カード長は先述のとおり約178mm、ブラケット込みでも約190mmと非常にコンパクトだ。GPUクーラーは静音かつ高耐久な10cmファンを採用。銅製ヒートパイプとの組み合わせによりコンパクトながら効率よく冷却できる。

静音タイプの10cmファンを採用。負荷がある程度かからないと回らず、ベンチマークテスト中は、CPUの簡易水冷用ファンのほうが音が大きいくらいだった

銅製のヒートパイプ2本とアルミ製フィンを組み合わせた冷却システム。ヒートパイプ径は実測で6mmほどだ

補助電源コネクターは8ピン×1のみ

インターフェースはDisplayPort 1.4×3、HDMI 2.0b×1で、最大8K/60p解像度もサポート。ブランケットから10mmほどはみ出しているので、ミニケースの場合は干渉に注意

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