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【注目Radeonピックアップ!第21回】

小型・省電力で7000円台、玄人志向「RD-RX550-E2GB/OC6」でPCゲームがどれくらい快適に動くか検証 (1/2)

 スリム型PCやMini-ITXの小型PCにおいて、グラフィックスカードの増設には、カードサイズや消費電力の面から制限を受ける場合が多い。そういった用途では、カード長が短くて補助電源コネクタを必要としないモデルが重宝される。

 玄人志向から発売されている「RD-RX550-E2GB/OC6」はそうした製品の1つで、同社が“超ショート基板モデル”と呼ぶほど、非常にコンパクトなサイズが最大の特徴だ。ただ、GPUには「Radeon RX 550」(以下、RX 550)を搭載するものの、現時点でゲーミング用途と捉えるには少々力不足の感も否めない。果たしてこのRD-RX550-E2GB/OC6でゲームは快適にプレイできるのだろうか。カードの仕様を紹介しつつ、テストによりその疑問の答えを探したい。

ブーストクロック1190MHzのクロックアップモデル
カード長は実測で147mmとかなり短め

 まずは、RD-RX550-E2GB/OC6の動作クロックから説明していこう。ブーストクロックは1190MHzで、RX 550のリファレンススペックではブーストクロックが1183MHzなため、7MHzだけではあるがクロックアップモデルということになる。なお、グラフィックスメモリにはGDDR5を2GB搭載し、その動作クロックは6Gbpsと、リファレンススペックの7Gbpsから若干抑えられている。このあたりは、消費電力の低減を狙ってのことだろう。

Radeon SoftwareからRD-RX550-E2GB/OC6のスペックを確認したところ

 カード長は実測で147mm(※突起部除く)。短尺カードと呼ばれている製品の多くがカード長170mmクラスであることを考慮すると、かなり短いと言ってよいだろう。GPUクーラーは2スロット占有タイプで、GPU直上にヒートシンクが貼付され、それを90mm角相当のファンで冷却するという、このクラスの製品ではよく見かけるタイプだ。

 なお、このヒートシンクはメモリチップや電源部には触れていないため、それらの冷却はファンのエアフローで行なわれる。その電源部は、GPUクーラーの隙間から覗き込んだ限りでは2フェーズ構成のようで、消費電力が低いRX 550に合わせて電源部もコンパクト化がなされている。また、このGPUクーラーには、アイドル時などGPUの負荷が低い場合に、ファンの回転を停止する流行りの機能も用意されている。

2スロット占有タイプのGPUクーラー。90mm角相当のファンが搭載され、GPUに負荷が掛かっていない場合には回転を停止する

 補助電源コネクタは必要とせず、PCI Express x16スロットに装着するだけで利用できる点はかなり使い勝手がよい。また、映像出力インタフェースは、DisplayPort、HDMI、DVI-Dが1つずつという構成。古いディスプレーを利用している人に配慮して、DVI-Dがしっかりと用意している点は好印象だ。

映像出力インターフェースには、DisplayPort、HDMI、DVI-Dがそれぞれ1つずつ並んでいる

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