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クトゥルフ神話ベースのインディーホラーゲーム「Amnesia: Rebirth」はRadeon RX 5500 XTでも快適!(2/3)

松野将太 編集● ASCII

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

アミュレットで異空間への扉を開く

Tasiの右手にあるアミュレット。特定地点で異空間のゲートを開ける

探索においてもう1つ重要な要素となるのが、洞窟の各地点で開く異空間へのゲートだ。ゲーム開始時点から、Tasiは右手に奇妙なアミュレットを装着しており、特定の場所でこれを使用することで、異空間へのゲートを開くことが可能になる。進行において必須の要素だが、アミュレットを常に有効化しておけば(ワンボタンで切り替えが可能)同時にコンパスの役割を果たしてくれるため、行先で迷うことはあまりないと思われる。

異空間では常識では考えられないような光景が広がっている

ゲートの先には洞窟の内部とは思えないほど広大な空間が広がっており、クトゥルフ系ホラーゲームらしく、SF色はかなり強め。洞窟内部ではじっとりとした怖さがある反面、ゲートを通った先の世界ではファンタジー感の強い浮世離れしたロケーションが多くなるため、このあたりはホラー系タイトルとしてやや人を選びそうな印象もある。

アミュレットはコンパス代わりにもなり、ゲートが開く場所を示してくれる

異空間への移動はTasiが置かれた境遇とも深く関わっており、物語を進めることで徐々にその秘密が明かされていく。果たして彼女の身に何が起きたのか、時折フラッシュバックする光景は何なのか……ストーリーはホラー色よりもミステリー色が強く、またシリーズの過去作品よりも物語性が強いため、こうした要素が肌に合うユーザーには特におすすめできる。

謎解きはアイテムの組み合わせ、オブジェクトへのアクセスが鍵

インベントリに入るアイテムは消費アイテムのほか、謎解きに使うものも

また、進行においては謎解きが必要な場面も多い。説明を読んで謎を解くというよりも、アイテムを直感的に組み合わせたり、特定のオブジェクトにインタラクトして位置を変えるといったものが多いため、先に述べたように言語のハードルは低めだ。

アイテムの組み合わせで突破できる場面もある。簡単な英語が理解できれば困ることはない

マップ上に落ちているアイテムや資料、オブジェクトはマウスカーソルでクリックできるが、その中でも重要になるのはインベントリに入るアイテム、位置を変えられるオブジェクト。インベントリに入るアイテムはマッチのような消費アイテムのほか、特定の装置に使用できる道具、閉じている扉の鍵など多岐に渡る。

アイテムをどこで使うべきかという説明は多くの場合されないが、大体のものは少し考えれば分かるようになっているため、マップで見つけた特徴的なロケーションは覚えておくようにしたい。

木の板を動かして橋にするような謎解きも用意されている

インタラクトして位置を変えられるオブジェクトは、特定の場面で使用すると効果的だ。たとえば、そのあたりに落ちている細長い木の板の位置を変え、途切れた橋の間にかけることで、通れなかった場所を渡れるようになる。こちらはノーヒントだとやや気づきにくいため、進行に詰まった場合はまわりのオブジェクトを見てみよう。

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