※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)
DXR対応β版「Dirt 5」でもライバルに負けてしまう
次に試す「Dirt 5」はDXRを組み込むβビルドを利用して検証している。画質は“Ultra High”とし、ゲーム内ベンチマーク機能を利用して計測した。
具体的な理由は不明だが、先日のRX 6800 XTレビュー時よりも全体にフレームレートが落ちている。そのためフルHD時ではRX 6900 XTはRTX 3090 FEと同レベルだが、解像度が上がるにつれRTX 3090 FEが有利となった。ただ前述の通りβビルドなので今後もパフォーマンスの出方が変化する可能性が大だ。このタイトルの検証結果は参考程度にとどめておきたい。
「Godfall」でRadeonオンリーなレイトレーシングを試す
ゲーム編の大トリを務めるのは「Godfall」だ。このゲームにもDXRが使われているが、検証時点ではRadeon環境でしか有効化できないので、RTX 3090 FEは除外して検証する。画質は“最高”とし、ゲーム内ベンチマーク機能を再生中のフレームレートを「CapFrameX」で測定した。
最低fpsには若干バラツキが見られるものの、平均fpsの順位はこれまでに検証したゲームとほぼ同じものとなった。RX 6800 XTとRX 6900 XT(ともにSAM有効)の差は5%程度と小さく、Rageモードもせいぜい3%程度の差しか得られない。加えて4Kでは描画不良も観測されたので、ここでの結果も参考程度にとどめておきたいところだ。