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【注目Radeonピックアップ!第24回】

1000台限定のRX 6800 XT搭載カード「Red Devil RX 6800XT Limited Edition」の実力を検証(2/2)

DEATH STRANDINGなど多くの場面で
RTX 3080を上回るパフォーマンス

それでは、Red Devil RX 6800XT Limited Editionの実力を、テストにより明らかにしてみたい。今回、比較対象にはRTX 3080のリファレンスカードを用意。果たして、限定モデルのRed Devil RX 6800XT Limited Editionは、競合製品となるRTX 3080より優位に立つことはできるのだろうか。そのほかのテスト環境は表のとおり。

テスト環境
CPU AMD「Ryzen 9 5950X」
(16コア/32スレッド、3.4~4.9GHz)
マザーボード ASRock「X570 Taichi」
(AMD X570)
メインメモリ DDR4-3200 8GB×2
ビデオカード PowerColor「Red Devil AMD Radeon RX 6800XT 16GB GDDR6 Limited Edition」(Radeon RX 6800 XT)
GeForce RTX 3080 Founders Edition
SSD Plextor「PX-512M9PeG」
(M.2、NVMe、512GB)
電源ユニット SilverStone「SST-ST1200-G Evolution」
(1200W、80PLUS Gold)
OS Windows 10 Pro 64bit版

それでは、「3DMark」(Version 2.16.7113)の総合スコアから見ていこう。まず、Fire Strikeからだが、Fire Strike無印ではCPUのボトルネックにより、両者のスコアはほぼ横並びだ。しかし、解像度が上がってくると、Red Devil RX 6800XT Limited EditionはRTX 3080に14~17%の差を付けている点は立派。一方、DirectX 12のテストであるTime Spyでは、Red Devil RX 6800XT Limited EditionはRTX 3080を引き離すことができず、いい勝負を演じている。

では、実際のゲームではどうなのか、まず「BIOHAZARD RE:3」の結果を確認したい。ここでは、テクスチャフィルタリングを高(3GB)に指定してゲームをプレイ。その間のフレームレートをGPUOpenの「OCAT」(Version 1.6.0)で取得した。なお、OCATの仕様上、最小フレームレートに代わり、データを並べた際の99%目にあたる99パーセンタイルの値を採用している。

その結果だが、Red Devil RX 6800XT Limited Editionは、RTX 3080に平均フレームレートで2~4%の溝を空けられてしまっている。だが、ここで注目したいのは99パーセンタイルフレームレートの値で、Red Devil RX 6800XT Limited EditionはRTX 3080に2~3%、実フレームレートで最大5fps引き離しており、ゲームがより安定して楽しめるのはRed Devil RX 6800XT Limited Editionのほうだと言えよう。

さらに、「DEATH STRANDING」でもRed Devil RX 6800XT Limited Editionの結果は良好だ。ここでは、オプションから最高設定にしたうえでゲームをプレイし、先ほどと同様にOCATでフレームレートを取得した。その結果だが、Red Devil RX 6800XT Limited Editionは平均フレームレートでRTX 3080に4~7%の差を付けている点は素直に評価できよう。99パーセンタイルフレームレートも、両者で6~9%の差があり、Red Devil RX 6800XT Limited Editionのほうがより快適にプレイできることは誰の目にも明らかだ。

「Call of Duty: Warzone」でもRed Devil RX 6800XT Limited Editionの勢いは止まらない。ここでは、オプションから描画負荷が最大となるように設定してゲームをプレイ。その間のフレームレートをOCATで取得している。Red Devil RX 6800XT Limited Editionは、RTX 3080に平均フレームレートで2~10%の差を付けた。とくに、1920×1080ドットで14fpsも差が付いている点は立派の一言。99パーセンタイルフレームレートも、すべての解像度においてRed Devil RX 6800XT Limited EditionがRTX 3080を上回っており、この結果は賞賛に値する。

その一方で、「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」ではあまり奮わない結果になってしまった。ここでは、最高品質に指定したうえでベンチマークを実行したのだが、Red Devil RX 6800XT Limited EditionはRTX 3080に7~13%引き離されてしまっている。ただ、スクウェア・エニックスの指標ではスコア7000以上が最高評価とされており、Red Devil RX 6800XT Limited Editionは3840×2160ドットでその倍以上のスコアを発揮。4K解像度でもプレイに支障はまったくなさそうだ。

市場想定価格は税別で9万9800円
パフォーマンスだけでなくプレミア感も十分

以上のテスト結果から明らかなように、Red Devil RX 6800XT Limited Editionのポテンシャルはかなり高い。もちろん、不得手とするタイトルがあるのは確かだが、Call of Duty: Warzoneのように良好な性能を発揮することも多く、RTX 3080のまったく引けを取らないのは言うまでもないだろう。

Red Devil RX 6800XT Limited Editionの市場想定価格は9万9800円(税別)と、その多くが9万円台前半で販売されているRX 6800 XT搭載モデルとしては少々高めだ。しかし、しっかりと高いパフォーマンスを発揮し、全世界で1000枚しか存在しないというプレミア感もある。RX 6800 XT搭載モデルの購入を予定しているのであれば、このRed Devil RX 6800XT Limited Editionは一考の価値ありだ。


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