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【注目Radeonピックアップ!第27回】

RTX 3080を圧倒!4Kゲーミングも余裕でこなすPowerColor「Red Devil RX 6900 XT」をレビュー(2/2)

文● 宮崎真一 編集● AMD HEROES編集部

RTX 3080を15%前後上回るパフォーマンス
4K解像度でも快適なゲームプレイを実現

テスト環境
CPU AMD「Ryzen 9 5950X」
(16コア/32スレッド、3.4~4.9GHz)
マザーボード ASRock「X570 Taichi」(AMD X570)
メインメモリ DDR4-3200 16GB(8GB×2)
グラフィックスカード PowerColor「Red Devil AMD Radeon RX 6900 XT 16GB GDDR6」(Radeon RX 6900 XT)
NVIDIA「GeForce RTX 3080 Founders Edition」
SSD Plextor「PX-512M9PeG」(M.2、NVMe、512GB)
電源ユニット SilverStone「SST-ST1200-G Evolution」
(1200W、80PLUS GOLD認証)
OS Windows 10 Pro 64bit版

それでは、実際にテストを行なってみたい。今回は、比較対象に「GeForce RTX 3080」(以下、RTX 3080)を用意。ゲーミング用途で高い性能を誇るRTX 3080に対して、このRed Devil RX 6900 XTが優位に立てるかどうか確かめようというわけだ。

まずは「3DMark」(Version 2.17.7137)からだが、Fire Strikeでは、Fire Strike“無印”でCPUが足かせとなり両者の差が詰まっているものの、そのほかではRed Devil RX 6900 XTはRTX 3080に24~26%もの溝を開けている点は立派。

Time Spyでは、RTX 3080が差を詰めるものの、それでも両者にはまだ5~7%の隔たりがあり、Red Devil RX 6900 XTはRTX 3080を寄せ付けていない。

では、実際のゲームではどうなのか。「BIOHAZARD RE:3」の結果を見てみよう。ここでは、オプションからテクスチャフィルタリング品質を高(3GB)に設定し、ゲームをプレイ。1分間のフレームレートを「OCAT」で取得した。なお、OCATの仕様上、最小フレームレートの代わりにデータを並べた際の99%目となる99パーセンタイルフレームレートを利用している。

ここでは、Red Devil RX 6900 XTとRTX 3080との差は、平均フレームレートで8~15%といったところ。特に、Red Devil RX 6900 XTは、3840×2160ドットでも99パーセンタイルフレームレートが100fpsを超えており、4K解像度でも快適なプレイを実現していると言っていい。

「DEATH STRANDING」でも、Red Devil RX 6900 XTの結果は良好だ。ここでは、オプションから最高プリセットに指定してゲームをプレイ。そして、先ほどと同様にOCATで1分間のフレームレートを計測した。その結果だが、Red Devil RX 6900 XTは、平均フレームレートでRTX 3080に15~17%の開きを見せつけた。

3840×2160ドットの99パーセンタイルフレームレートでは、Red Devil RX 6900 XTは100fpsに迫る勢いを見せており、Red Devil RX 6900 XTにおけるDEATH STRANDINGの快適さは誰の目にも明らかだ。

「Call of Duty: Warzone」でも、Red Devil RX 6900 XTの勢いは止まらない。ここでは、オプションから描画負荷が最大になるように設定してゲームをプレイし、OCATを用いてフレームレートを計測している。その結果だが、Red Devil RX 6900 XTとRTX 3080との差は、平均フレームレートで19~24%、99パーセンタイルフレームレートで16~24%とかなり大きい。

特に2560×1440ドットに注目すると、Red Devil RX 6900 XTは99パーセンタイルフレームレートが144fpsを超えており、高リフレッシュレートの液晶ディスプレーと組み合わせることで、かなり有利な立ち回りが可能だ。

最後に「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」の結果も見てみよう。同ベンチマークはGeForceシリーズへの最適化が進んでいるため、Radeonシリーズは不利な戦いを強いられるのだが、それでもRed Devil RX 6900 XTはRTX 3080といい勝負を演じている。スクウェア・エニックスの指標では、スコア7000以上が最高評価とされている。それを踏まえると、Red Devil RX 6900 XTは4K解像度でもファイナルファンタジーXIVのプレイにまったく問題はなさそうだ。

市場想定価格は税別13万3800円前後
さすがに高価だが費用対効果は優秀

以上のテスト結果から明らかなとおり、Red Devil RX 6900 XTのポテンシャルはかなり高い。1920×1080ドットで200fpsといった高フレームレートで対戦ゲームをプレイできる点に魅力を感じる人も多いのではないだろうか。市場想定価格は税別でも13万3800円前後と、さすがに高価ではあるものの、これだけの高い性能と、GPUクーラーや電源部の豪華さを考慮すると、十分納得のいく価格だ。4K解像度でPCゲームを快適にプレイしたいと考えるのであれば、このRed Devil RX 6900 XTは一考の価値ありだ。


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