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原神などのプレイヤーも増加!配信ユーザーにも根強い人気、TSUKUMOで売れるRyzen&Radeon搭載PCの傾向とは?(2/2)

Ryzen搭載機はクリエイティブ用途や配信者にも人気

編集部 ゲーマー以外、クリエイティブ用途の人などで、Ryzen&Radeon搭載機を選ばれる人は増えていたりするんでしょうか。

鈴木 Ryzen 3000シリーズの時に、Adobeのアプリへの影響を懸念して購入していなかった人たちが、Ryzen 5000シリーズになってRyzen選んでも安心という認知が広がり、購入する人が増えてきています。

12コア/24スレッドのRyzen 9 5900Xを搭載したクリエイターPC「WA9A-E211/XT」(直販価格24万9800円)なども5月に発売されている。32GBメモリーに加え、1TBと大容量のGen4 SSD&2TB HDDも備え、クリエイティブ作業をする人にオススメなモデルとなっている

編集部 昨年からRadeonもAdobeのアプリで最適化され、大容量のVRAMを活かせるので、Ryzen&Radeonの選択肢も魅力的になってきていますね。

鈴木 あと、配信系の方はCPUのコア数を求める人が多いので、Ryzen搭載PCを選ばれる方が多いです。

編集部 配信向けのPCと言うと、御社だとAverMedia推奨PCがRyzen搭載でしたが、そちらの売り上げは良かったのでしょうか?

鈴木 競合がない製品ですからね。爆発的にとまでは申しませんが、今も売れてない週がないほどに出ています。ちゃんと検証した製品という安心感で選ばれていますね。一時期在庫がなくなり、販売していなかったのですが、今は販売を再開しています。

AVerMedia 推奨認定パソコンは、1080p/60fps録画・配信に対応したキャプチャーボード「Live Gamer HD 2 – C988」を標準搭載。CPUは根強い人気のAMD「Ryzen 7 3700X」(8コア/16スレッド、3.6~4.4GHz)を搭載し、実況配信が快適に行なえる

Gen4 M.2が2つ搭載できることでX570を選ぶ人もいる

編集部 CPUとビデオカードについてはお聞きしましたが、チップセットはX570とB550では、どちらの方が希望が多いなどはありますでしょうか?

鈴木 BTOでは、ASRockのSteel Legendを扱っているのですが、B550よりもX570の方が人気は高いですね。お客様の中には、2枚Gen4のM.2 SSDが使えるため、という方がいらっしゃるようです。
2枚Gen4が競合のインテル第11世代Coreプロセッサー対応のチップセットマザーボードでもできないので、動画編集などでシステムドライブと作業用ストレージを分けて使いたいという人は、X570のマザーボードを選ばれるようです。

編集部 なるほど、それは納得できる話ですね。

TSUKUMOが多く採用しているASRock「X570 Steel Legend」は、大型チップセットヒートシンクにより、2つのGen4 M.2 SSDが効率よく冷却される

鈴木 弊社はPCのパーツを増設するくらいで、大幅に入れ替えたりしなければ保証が利用できます。弊社のBTOメニューでは、2枚目のM.2のスロットにSSDを選択できないのですが、お客様の方で追加増設しても保証が使えるので安心、ということで選ばれているのかもしれません。

編集部 今年は6月にオンラインでインディーズのゲームイベント「BitSummit」が開催されますが、御社はここ数年BitSummit推奨PCとしてASRockの小型ベアボーンをベースとしたRyzen APUを備えた小型PCを発売されていました。そうしたAPU搭載の小型PCまたはスリムPCで、これはヒットしたという製品は何かありますか?

鈴木 BitSummit推奨PCは売れてましたね。マインクラフトやSteamの2Dゲームといったライトなゲームをプレイするんだけれど、インテルCPUの内蔵GPUでは心配という方がRyzen 4000G搭載PCを選ばれるのは見たことがあります。

2年前のBitSummit 7 Spirits」では、ASRockの小型ベアボーン「DeskMini A300」をベースとしたRyzen 5 2400G搭載の「G-GEAR BitSummit限定モデル」が、100台も使用されていた

TSUKUMOではAMD純正のWraith PrismがBTOメニューで選べる!

編集部 たとえば、御社でRyzen搭載PCを選ぶことによるメリットなどは何かありますか?

鈴木 弊社のRyzen 5000シリーズ搭載BTO PCのBTOメニューでは、CPUクーラーでWraith Prismが選択できるのでオススメです。

Ryzen 7 3700Xなどに付属されていたイルミネーションLED搭載のCPUクーラー「Wraith Prism」がBTOメニューで選択できるのは、TSUKUMOだけの特徴。一般的には単体で販売されていないので、欲しい人もいるのでは?

Wraith Prismは、七色に光るイルミネーションでPC内部を演出。クリアブレードを採用しているため、ファン全体で光っているように見える

編集部 AMDに今後さらに期待したいことは何かありますか?

鈴木 Ryzen 5000シリーズで、ゲームに強いという認識が広まったので、ゲームに強いRyzenであり続けて欲しいですね。Radeon 6000シリーズはアッパーよりなので、GeForce GTX 1650などに対抗できるRadeon 6000シリーズを見てみたいですね。

編集部 確かにゲームの優位性は魅力的ですよね。本日はありがとうございました。


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