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Radeon RX 6700 XTを過去のミドルレンジGPUと比較検証!RX 580 XTRの倍以上のパフォーマンス (2/3)

フルHDならRX 580 XTRが意地を見せるも
FPSやTPSならRX 6700 XTが優位性を発揮

テスト環境
CPU AMD「Ryzen 9 5950X」
(16コア/32スレッド、3.4~4.9GHz)
マザーボード ASRock「X570 Taichi」(AMD X570)
メインメモリー DDR4-3200 16GB(8GB×2)
グラフィックスカード Radeon RX 6700 XTリファレンスカード、
Radeon RX 5700 XTリファレンスカード、
Radeon RX Vega 56リファレンスカード、
GIGABYTE「AORUS Radeon RX580 XTR 8G」(Radeon RX 580 XTR)
SSD Plextor「PX-512M9PeG」(M.2、NVMe、512GB)
電源ユニット SilverStone「SST-ST1200-G Evolution」
(1200W、80PLUS Gold認証)
OS Microsoft「Windows 10 Pro 64bit版」

 では、これらのGPUで、どのようにゲームパフォーマンスが変わるか、いくつかのテストで確認してみたい。テスト環境は上の表に示したとおりで、グラフィックスドライバーには「Radeon Software Adrenalin 21.5.2 Optional」を使用。これは、テスト時に最新バージョンとなるものだ。

 では、「3DMark」(Version 2.18.7185)の結果から順に見ていこう。まずFire Strikeでは、RX 6700 XTはRX 580 XTRの2倍以上のスコアを発揮し、RX Vega 56にもおよそ71~88%という大差を付け、格の違いを見せ付けている。

 RX 6700 XTとRX 5700 XTとの差はおよそ24~36%ほどで、順当に性能向上を果たしているのが見て取れる。

 一方、DirectX 12のテストであるTime Spyに目を移しても、やはりRX 6700 XTは、RX 580 XTRやRX Vega 56をまったく寄せ付けていない。Time SpyにおけるRX 6700 XTとRX 5700 XTの開きは、およそ23~26%とFire Strikeよりも詰まっている。これは、Time SpyではCPUの性能がスコアに与える影響が大きいため、RX 6700 XTが性能を伸ばしきれなかったと考えられる。

 続いて3DMark実行中のシステム全体の消費電力を、ワットチェッカーの「Watts up? PRO」で計測してみた。なお、グラフでは最も高かった値を結果として採用している。3DMarkで高性能を見せたRX 6700 XTではあるが、消費電力もそれなりに大きくなってしまっている。

 しかし、それでもRX Vega 56から21Wしか増えておらず、RX 5700 XTでは10W以上も下回っている点は評価できる。12nmプロセスのRX 580 XTRとRX Vega 56に比べ、7nmプロセスになったRX 5700 XTとRX 6700 XTだが、消費電力がさほど減っていないように見える。しかしこれは、性能向上を果たしながらも、従来のモデルとあまり変わらない消費電力に収まっていると捉えるのが妥当だろう。

 では、実際のゲームにおけるパフォーマンスを見てみよう。まずは、「BIOHAZARD VILLAGE」からだが、ここではグラフィックス自動設定から「画面品質重視」を選択してゲームをプレイ。「CapFrameX」(Version 1.6.2)で、1分間の平均フレームレートと、データを並べた際の1%の値となる1パーセンタイルを最小値として取得した。なお、1パーセンタイルフレームレートは、グラフ中では「Minimum(1%)」と表記している。

 さて、結果を見ていくと、1920×1080ドットであればRX 580 XTRでも常時80fps以上の性能を発揮しており、快適なプレイが可能だ。ただ、RX 580 XTRでは、2560×1440ドットで60fpsを割る場面が増え、3840×2160ドットではプレイアブルとは言い難い結果になった。

 3840×2160ドットのフレームレートが奮わないのは、RX Vega 56やRX 5700 XTも同じ。RX 6700 XTのみが常時70fps以上のパフォーマンスを発揮しており、より高解像度でプレイするのであれば、RX 6700 XTはまさにうってつけのGPUだ。

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