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話題のテイルズ オブ アライズもWQHDで100fps以上!Radeon RX 6600 XT グラフィックス搭載PC「GALLERIA XA5R-66XT」の実力をチェック(3/3)

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

基本のベンチマークで実力を確認

では今度はパフォーマンスチェックに進んでいこう。基本ベンチマークに加え、最新ゲームを使って「GALLERIA XA5R-66XT」のゲーミングパフォーマンスを見ていきたい。

まずはシステム情報を確認するとともに、「GALLERIA XA5R-66XT」が標準で搭載している容量1TBのNVMe対応SSDのアクセス速度をチェックしていこう。

CPUには6コア/12スレッドのRyzen 5 5600Xを搭載

HWiNFO64 Proのシステム情報。ASRock製マザーボードやDDR4-3200メモリーの採用などを確認できる

ストレージは、インテル「660p」シリーズの容量1TBモデル(SSDPEKNW010T8)のSSDを採用している

エントリークラスの製品になるが、アクセス速度はリード1900MB/sec台、ライト1700MB/sec台と十分高速なアクセス速度になっている

定番ベンチマークで基本性能を確認

CPUパフォーマンスをチェックする定番の「CINEBENCH R23」から始めよう。スコアーは大型CPUクーラーでしっかり冷却できているため、マルチが11189、シングルが1518とRyzen 5 5600Xの性能がしっかりと出ていると言えるスコアーになっている。

CINEBENCH R23の結果

続いてはPCパソコン全体の性能をチェックする「PCMark 10」を計測。結果は総合スコアーが7849という結果に。ワークロードごとのスコアーは、アプリケーションの起動や、ウェブブラウザーの快適さを示す「Essentials」が10976、文書作成や表計算といったビジネスアプリケーションの性能を示す「Productivity」が10008、写真や動画の編集などの処理性能を示す「Digital Content Creation」が11948といずれのワークロードでも1万スコアーを超えている。日常からレポート作成や、写真・動画の編集作業まで、さまざまな用途で十分な性能を期待できる。

PCMark 10の結果

定番&最新ゲームタイトルをプレイ

ここからはゲーミングパフォーマンスを見ていこう。「GALLERIA XA5R-66XT」が搭載するRadeon RX 6600 XTは、レイトレーシング(DXR)は得意とは言えないが、高画質や最高画質設定でフルHD&WQHDゲーミングを十分楽しむことができるパフォーマンスを持っている。そんなRadeon RX 6600 XTのパフォーマンスを2本の定番ゲームと、3本の最新ゲームタイトルを使って確認していこう。

GPU-Zの画面。搭載グラフィックスカードのGPUコアクロックはわずかだが、オーバークロックされていた

1本目は最新拡張パック「暁月のフィナーレ」が、11月23日発売予定の国内鉄板MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」で見ていこう。フレームレートの計測には「CapFrameX」を使用。ゲーム内「黒衣森:南部森林」にある沼地「根渡り沼」の一定ルートを60秒間移動している。画質は「最高品質」に固定、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で行なっている。

ファイナルファンタジーXIVの結果

フルHD解像度は60fpsを余裕で超え、高駆動ゲーミング液晶でのプレイも視野に入る平均フレームレート144.5fpsを記録している。さらにWQHDも84.6fpsと十分なフレームレートで、60fpsプレイが可能になっている。

続いては定番FPSゲームの「フォートナイト」だ。アップデートとともにグラフィックスが向上しているが、同時にGPU負荷もアップしており、ミドル~ヘビー級ゲームになっている。APIはDirectX 11で、画質はクオリティプリセット「最高」を選択。ゲームのリプレイ機能を利用し、「CapFrameX」でフレームレートを計測している。

フォートナイトの結果

フルHD解像度平均122.6fps、最小1%(パーセンタイル点)83.1fpsと高フレームレートではあるが、ゲーミング液晶の主流となる144Hzプレイは、最高画質では厳しめになっている。とは言え、画質を1段落とした「高」なら、平均184.8fpsと、144Hzゲーミングを十分狙っていけるフレームレートなので安心だろう。

話題の最新ゲームでチェック

ここからは「テイルズ オブ アライズ」や、「ディアブロ II リザレクテッド」、「ファークライ6」といった最新ゲームタイトルをプレイしていこう。

まずはライト~ミドル級ゲームで、60fpsを維持できれば快適にプレイできる「テイルズ オブ アライズ」と「ディアブロ II リザレクテッド」だ。いずれも画質は最高に設定し、解像度はここまでと同じくフルHD、WQHD、4Kで行なっている。

水彩画風の表現が奇麗な「テイルズ オブ アライズ」からチェックしていこう。計測は、序盤「イグーリア荒地」を敵とエンカウントしないように、一定ルートを60秒間走った際のフレームレートだ。

テイルズ オブ アライズの結果

続いてはハックアンドスラッシュ系ゲームの代名詞と言える「DiabloII(ディアブロ2)」のリマスター版となる「ディアブロ II リザレクテッド」だ。限られたインベントリのやりくりや、ゲーム進行が詰むこともあるスキル配分、最高難易度ヘルのクリアを目指したビルドなど、中毒性あるゲームをプレイしてみた。

画質は、グラフィック・プリセット「最高」、VFXライティング品質「ウルトラ」などを最高品質に設定。ゲーム「ACT1」、「修道院内部」の一定ルートを移動した際のフレームレートを「CapFrameX」で計測している。

ディアブロ II リザレクテッドの結果

残念ながら4K解像度では60fpsに届かなかったが、4Kに次いで高精細なWQHDなら、敵がワラワラと出てくるシーンでも60fpsを切ることなくプレイできる。

「ファークライ6」でDXRも含めてテスト

最後は「ファークライ」シリーズの最新ナンバリングタイトルとなる「ファークライ6」だ。AMDに最適化されたタイトルで、DirectX Raytracing(DXR)にも対応する。

フレームレートはゲーム内ベンチマークを利用して計測、平均と最小フレームレートをまとめている。画質「最高」をベースに、16GBのVRAMを搭載するビデオカードを必要とする「高解像度テクチャ」をオンにした状態と、さらにレイトレーシングの「DXR反射」と「DXRシャドウ」を有効にした状態で実行している。なお、解像度はヘビー級タイトルなので、Radeon RX 6600 XTのターゲット解像度となるフルHD、WQHDで実行している。

最高+高解像度テクスチャの結果

最高+高解像度テクスチャ+DXRの結果

ベンチマークの最後にガクッとフレームレートが下がるため、最小フレームレートはかなり低い値になるが、ゲーム冒頭を実際にプレイした感じでは、フルHD解像度、最高画質で快適にゲームを楽しめそうだ。ミドルレンジGPUに位置するRadeon RX 6600 XTは、DXRの処理能力が高いとは言えないが、「ファークライ6」のように軽めのレイトレーシングなら、問題なくプレイできるのもポイントだ。

最新ゲームを満喫できる「GALLERIA XA5R-66XT」

12スレッドCPUで、写真・動画の編集といったことも十分快適に行える性能に加え、本命のゲーミングでは「フォートナイト」の144Hzプレイをはじめ、最新ゲームタイトルの「テイルズ オブ アライズ」や「ファークライ6」を最高画質で堪能できるパフォーマンスを示した「GALLERIA XA5R-66XT」。144Hz駆動フルHDゲーミング液晶ディスプレーと組み合わせて20万円前半の予算で揃えたい人は注目と言えるだろう。

フルHDゲーミング液晶を含め、20万円台を狙える標準構成17万9980円の「GALLERIA XA5R-66XT」

さらに今年の最高のゲームタイトルで世界中のゲーマー達が首を長くして待っている「バトルフィールド 2042」のオープンβテストも試したが、フルHD、最高画質「Ultra」でおおむね60fpsを維持してプレイできた。あくまでもオープンβテストでの結果だが、画質にこだわらずカジュアルに遊ぶなら、Radeon RX 6600 XTを搭載した「GALLERIA XA5R-66XT」で、十分「バトルフィールド 2042」を満喫できそうだ。
※価格・構成については、2021年10⽉6⽇時点の情報です。

(提供:日本AMD)


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