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ゲーム機型UMPC「AYA NEO 2021」でアイマスなど10本以上のゲームの動作をチェックしてみた(1/7)

ジサトラハッチ 編集●ASCII

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

近頃、コントローラー付きのゲーム機型小型PC(UMPC)のラインアップが増えている。クラウドファンディングを経て中国のGPD社が発売した「GPD WIN」を皮切りに、一部のガジェット好きが購入し、日本での愛好家はかなり多いという。

コントローラー付きのUMPCはガジェット好きの中で密かにブームとなっていたが、世界最大級のPCゲームプラットフォーム「Steam」を運営するValve社が「Steam Deck」という製品を発表したことで、より幅広いユーザーの認知を得た。

Steam Deckは、Steam OSと呼ばれるゲーム専用のLinuxベースのOSを採用しているためWindows PCと同じ使い方はできない。しかしながら、GPD WINを始めとするWindows搭載のUMPCは、ゲーム以外にオフィスソフトや動画視聴アプリケーションを使うなど、PCライクな使い方もできる。

GPD WINなどのUMPCは、インテル製のCPUを採用していたが、今回紹介するAYA NEOは、高いマルチスレッド性能で近年では人気のAMD製Ryzen APUを採用している。

以前ライターの宮里氏が紹介したAYA NEOは、クラウドファンディングサイト「Indiegogo」のキャンペーンで入手できたプロトタイプだったが、今回お借りしたのは正規代理店が販売する正式版「AYA NEO 2021」となる。CPUはモバイル向けのAMD「Ryzen 5 4500U」(6コア/6スレッド、2.3~4.0GHz)と、プロトタイプと同じだが、本体はプロトタイプのようにスケルトンではなく、ダークスターとライトムーンの2色が用意されている。主なスペックは以下のとおり。

今回お借りしたのは、黒を基調としたRyzen 5 4500U搭載の「AYA NEO 2021」のダークスターモデル

今回お借りしたのは、黒を基調としたRyzen 5 4500U搭載の「AYA NEO 2021」のダークスターモデル

「AYA NEO 2021」の主なスペック
ディスプレー 7インチ(1280×800ドット、H-IPS、NTSC 76%、550nit)
CPU AMD「Ryzen 5 4500U」(6コア/6スレッド、2.3~4.0GHz)
内蔵GPU AMD Radeon Graphics(6コア、1500MHz)
メモリー 16GB(LPDDR4-4266)
ストレージ 512GBまたは1TB(M.2、SATA3)
通信機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.0
インターフェース USB 3.2 Gen 2 Type-C×3、3.5mmヘッドフォンジャック
サイズ/重量 255(W)×20(D)×106(H)mm/約650g
OS Windows 10 Home

価格はストレージが512GBだと最安で10万9780円、1TBだと12万2980円。搭載CPUが「Ryzen 7 4800U」(8コア/16スレッド、1.8~4.2GHz)になった「AYA NEO 2021 PRO」は、価格が14万7400円、カラーがクラシック調の「AYA NEO 2021 PRO レトロパワー」は、クレイドルを付属して15万9280円となっている。

カーキー色を基調としたレトロ風な色合いを持つ「AYA NEO 2021 PRO レトロパワー」

「AYA NEO 2021 PRO レトロパワー」には、他モデルでは付属していない、別売りの専用クレイドルが最初から同梱されている。自宅ではディスプレーに繋げてデスクトップPCのように使いたい人にはオススメ

販売は正規代理店の直販サイトの他、Amazonで購入できる。また、10月23日にオープンしたUMPCの専門店「ハイビーム秋葉原店」では、実機を確認したうえで購入できる。

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