※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)
CPU性能が向上した分、GPUパワーが微増
では、実際に本機はどれぐらいの性能があるのか、性能検証もしていこう。まずはCPU-ZとGPU-ZでCPUとGPUを確認したい。
最初はCPUの性能をチェックする定番のCINEBENCH R23、前世代のPCではCINEBENCH R20で計測していたため、R20でも計測してスコアーを確認してみた。
CINEBENCH R23のスコアーはマルチで11179pts、シングルで1410ptsになっている。CINEBENCH R20はマルチで4066、シングルで504とシングルが約1.27倍と向上したことにより、かなりの性能アップを実現している。
総合ベンチマークであるPCMark 10は6197と高めのスコアーを記録。特にDigital Content Creationは7805と、dGPUを搭載しない一般的なノートPCの2倍以上のスコアーを持ち、ゲームだけでなく動画エンコードやRAW現像でも活躍が期待できる。
GPU性能を計測する定番の3DMarkは、解像度フルHD(1920×1080ドット)で動作がそこそこ重い「Fire Strike」、WQHD(2560×1440ドット)で計測する「Time Spy」の2種類でスコアーを確認。
GPUは前モデル「Bravo-15-A4DDR-056JP」と同じRadeon RX 5500MのためFire Strikeは4186と、前モデルの4163から微増。Time Spyも1680と、前モデルの1661からCPU性能が上がった分微増するという順当なスコアーを記録した。
次に実ゲームの定番ベンチマークソフト「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」でスコアーを計測。
解像度フルHD、最高品質のスコアーは10415の「快適」評価。高品質(ノートPC)で12744の「とても快適」評価となった。ビジュアル重視で最高品質で遊べなくもないが、大規模レイドなどで重くなり遅延する可能性がある場合は、画質設定を少し落とすだけでも十分対応できそうだ。