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Radeon RX 6950 XT/RX 6750 XT/RX 6650 XTの実力を検証!全11GPUで比べてみた(1/7)

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

突如登場したRDNA 2のリフレッシュモデル

AMDの資料より抜粋。RX 6×50 XTシリーズはモデルごとに想定ユーザーが別れている。最上位のRX 6950 XTは4K、RX 6750 XTはWQHD、最下位のRX 6650 XTはフルHDゲーミング向けのGPUという位置付けだ

 2022年5月10日、AMDはRadeon RX 6000シリーズの新モデル、「Radeon RX 6950 XT」「Radeon RX 6750 XT」「Radeon RX 6650 XT」の販売をグローバルで解禁した。日本国内での発売は5月13日(金)午前11時で価格は各メーカーによるとしているが、北米予想価格ではRX 6950 XTが1099ドル、RX 6750 XTが549ドル、RX 6650 XTが399ドルとなっている。

 RX 6000シリーズといえば、Radeon初のDirectX 12 Ultimate、つまりDXR(DirectX Raytracing)を処理するためのRay Acceleratorを搭載したGPUだ。と同時に、GPUのL3キャッシュと言うべき「Infinity Cache」を組み込むことでメモリーバス幅を抑えつつも実効帯域を引き上げることに成功、ライバルであるGeForce RTX 30シリーズよりも高いワットパフォーマンス(無論ゲームによるが)を獲得した“強いRadeon”の再来と言うべきシリーズである。

 RX 6750 XTとRX 6950 XTがあるのに中間のRX 6850 XTが存在しない理由については明らかにされていないが、RX 6800 XTとRX 6900 XTの差分が極めて小さく、性能的な差異が出しにくいためではないかと筆者は推測している。

 今回のRX 6×50 XTシリーズはRDNA 2世代のリフレッシュモデルだが、結論から言ってしまうと設計や半導体プロセスが変化した訳ではない(AMDから事前に寄せられた情報から読み取れる限りでは、だが……)。究極的には既存のRX 6000シリーズのクロックアップモデルであることは間違いないが、どこまで性能が伸びているか気になるところだ。

 RX 6000シリーズ初登場時はリファレンス仕様のカードがAMDより提供されたが、今回のレビューではAICパートナー製のカードが各1枚ずつ提供された。以前レビューしたRX 6000シリーズ、特にRX 6900 XTは、消費電力という面ではRTX 3080や3090を凌駕する性能を発揮したものの、メモリーバス幅の狭さがネックとなり、4Kでは奮わないというやや残念な結果に終わった。今回のリフレッシュモデルでそこがどう変化したか、様々なベンチマークを通じて検証していきたい。

現行RadeonとGeForceのモデルを比較した場合、価格が安いのはRadeonであるとAMDは主張している。TBP(Total Board Power:カード全体の消費電力)はRTX 3070−RX 6750 XTより上のモデルではRadeonの方が低く(省電力)、下のモデルではGeForceの方が低い

今回AMDよりレビュー用としてお貸し出し頂いたPowerColor「Red Devil AMD Radeon RX 6950 XT 16GB GDDR6」。RX 6950 XTをほぼ3スロット厚の巨大クーラーで冷却するハイエンドモデルだ

RX 6950 XTのハイエンドファクトリーOCモデルであるがゆえに、補助電源コネクターは8ピン×3構成である

映像出力系は既存のRadeonと大差ない

今回試用したRX 6950 XTおよびRX 6750 XTカードにはBIOS切り替えスイッチが実装されていたが、今回の性能検証ではデフォルト位置のまま(写真の通り)で検証している

同じくレビューに使用するPowerColor製RX 6750 XT搭載カード「Red Devil AMD Radeon RX 6750 XT 12GB GDDR6」

RX 6950 XT版とは違い厚みは2.5スロット、かつ補助電源コネクターも8ピン×2という常識的な構成である

RX 6650 XT搭載カードはASRock「Radeon RX 6650 XT 8GB Challenger D OC」だった


RX 6650 XTの評価用カードは2スロット厚ジャスト、かつ8ピン×1で動作する。デュアルファン仕様だが基板自体はクーラーよりだいぶ短い

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