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「Ryzen 7 5700G」&「Radeon RX 6700 XT」環境での快適度は?
最後に「TUNIC」がAMDプラットフォームでどれぐらい快適に動作するのかチェックしてみよう。今回のテスト用PCに搭載したCPUはAMD「Ryzen 7 5700G」(8コア16スレッド、3.80~4.60GHz)、GPUはAMD「Radeon RX 6700 XT」(12GB GDDR6)だ。
グラフィック設定はデフォルトのまま。フルHD(1920×1080ドット)、WQHD(2560×1440ドット)、4K(3840×2160ドット)解像度のそれぞれで平均、最小、最大フレームレートを「MSI Afterburner」で計測した。
今回のテスト用PCには8コア16スレッドCPU「Ryzen 7 5700G」とミドルレンジGPU「Radeon RX 6700 XT」を組み合わせているが、平均フレームレートはフルHDで312.5fps、WQHDで292.9fps、4Kで138.8fpsとなった。
4K解像度の最小フレームレートすら129.4fpsを超えている。フルHD、WQHD解像度では、リフレッシュレート300Hzのディスプレーを用意しなければ、TUNICの真価を発揮できないということになる。
「Ryzen 7 5700G」はAMDの最新APUで、8コア/16スレッドとスレッド数も多い。一般的にスレッド数が多いハイエンドのCPUは、TDPが95W以上と高く、それに合わせて冷却性能の高いCPUクーラーが必要になる。一方で、「Ryzen 7 5700G」はTDPが65Wのため、空冷クーラーでも十分冷却できるといった扱い易く、高性能なモデルになっている。
また、「Radeon RX 6700 XT」は、AMDがWQHD(2560×1440ドット)の解像度でゲームが快適に楽しめるGPUと謳っており、今回の「TUNIC」のような比較的軽めのゲームなら4Kでも120fpsをゆうに超える性能を有している。とてもリッチで動作の重いAAAタイトルでも解像度次第では、快適に遊べる。
そんな「Ryzen 7 5700G」と「Radeon RX 6700 XT」を搭載するPCとしてオススメなのがユニットコムの「LEVEL-M0P5-R75G-DUX [Windows 10 Home]」だ。ゲーミングブランド「LEVEL∞」のゲーミングPCで、メモリーが16GB(8GB×2)、500GB SSD(NVMe)を備え、やや背が低く扱い易いミニタワーケースを採用。直販価格は19万9780円と、20万円を切るコスパの高い製品になっている。
今回のシステム環境で「TUNIC」をプレイするのなら、4K解像度でまったく問題なし。子ギツネの可愛いくも勇ましいアクションを、生きているかのような滑らかな動きで楽しめること間違いなしだ。PC自作ができないが、最新ゲームを快適にプレイしたいという人は、「LEVEL-M0P5-R75G-DUX [Windows 10 Home]」の購入を検討してみてはどうだろうか。
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