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「Ryzen 7 6800H」対「Core i7-12700H」を同スペックのノートでガチ対決したら意外なベンチ結果が出現!?(2/6)

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

内部の仕様をチェック

 前述の通りFA507RMとFX507ZMは外見が同じ、内部構成もほぼ同じとなっている。検証に入る前にもう少し中身のスペックにも迫ってみよう。Ryzen 7 6800Hは8コア/16スレッドのCPUだが、Core i7-12700HはEコアが入るため14コア/20スレッドとなる。コア数においてはCore i7-12700Hがスペック上は有利といえる。

FA507RMに搭載されているCPUの情報を「CPU-Z」でチェック。8コア/16スレッドのRyzen 7 6800Hが搭載されている。ベース設計はZen 3世代だがDDR5をサポートするので「Zen 3+」世代に分類される


こちらはFX507ZMに搭載されているCore i7-12700Hの情報。6コア/12スレッドのCPUに8基のEコアを追加しているので全体としては14コア/20スレッドとなる。CPUコア数はこちらの方が断然多い


「GPU-Z」で搭載されたGPU情報を拾ってみた。Ryzen 7 6800Hには内蔵GPUがRDNA 2世代のRadeon 680Mが搭載されている。VRAMはメインメモリーを一部利用するが、Memory Typeが「DDR5」になっている点に注目


Core i7-12700HにはIntel Ark世代のXe Graphicsが搭載されている。内蔵GPUとしては割と強力だが、レイトレーシング対応がない点に注目(最下段のチェックマークを上の図と比較しよう)


FA507RM/FX507ZMはCPU内蔵GPUの他にRTX 3060を搭載しているため、ゲームの時はこちらを使うことになる。ブーストクロック1605MHz、TGP(Total Graphics Power)は定格100W(最大140W)設定で統一されている


内蔵SSDを「CrystalDiskInfo」でチェックしたところ、どちらの製品にもごく普通のPCI Express Gen3接続のM.2 SSDが組み込まれていた。価格を優先させた結果と考えられる

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