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10万円台前半で『ソウルハッカーズ2』が4Kプレイ可能な性能!Ryzen 5 5600&Radeon RX 6600構成で組んだ小型ベアボーン「DeskMeet X300」の実力をチェック(4/4)

主要ゲームタイトルも快適プレイ!

続けて『エーペックスレジェンズ』、『モンスターハンターライズ:サンブレイク』、『エルデンリング』、『スナイパーエリート5』のパフォーマンスを見ていこう。

解像度はRadeon RX 6600のターゲットとなるフルHDに固定し、画質は最高に設定。フレームレートの計測には、「CapFrameX」を利用している。

なお、フレームレートを優先したい『エーペックスレジェンズ』と、重量級の『スナイパーエリート5』は、画質を調節した状態のフレームレートも計測している。

「エーペックスレジェンズ」のfps優先設定

『エーペックスレジェンズ』は、最高画質でも平均102.4fpsを記録し、fps優先設定では平均217.6fps、最小1%(1パーセンタイル点)161.2fpsと、144fps張り付きプレイを十分狙える。

『エルデンリング』は60fpsで頭打ちになるのだが、フルHDでは平均でほぼ60fpsで動作。最小1%も約54fpsと高いため、特に画面が重くなることもなく快適に遊べると言えるだろう。

『モンスターハンターライズ:サンブレイク』は、フルHDなら最小1%でも100fps超え。平均135fpsと滑らかな動作が可能なフレームレートを維持している。120Hz以上の高リフレッシュレートのFreeSync対応ディスプレーと組み合わせることで、充足したハンターライフが送れそうだ。

GPU負荷が高い『スナイパーエリート5』は、最高画質で平均66.7fpsを記録したが、最小1%では『エルデンリング』と同じく60fpsをやや下回った。それでも十分快適だが、「高」設定時は平均111.4fps、最小1%86fpsとより高いフレームレートを計測。滑らかな動作重視という人なら、フルHDでプレイするのもイイだろう。

写真のRAW現像、編集もおまかせ

最後にPC全体のパフォーマンスをチェックする「PCMark 10」と、「Adobe Lightroom Classic」と「Adobe Photoshop」を実際に使って、写真編集のパフォーマンスをチェックする「UL Procyon Photo Editing Benchmark」を実行した。

「PCMark 10」の結果

「PCMark 10」のスコアは、12スレッドCPUだけあって、総合7322ポイントと優秀だ。基本性能を示すEssentialsが10721、ビジネスアプリのパフォーマンスを示すProductivityが9521、クリエイティブアプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationが10435と、各テストのスコアも高ポイントを記録している。

「UL Procyon Photo Editing Benchmark」も、6561ポイントと十分快適にRAW現像や、編集作業を行えると言える結果を出している。

「UL Procyon Photo Editing Benchmark」の結果

今回紹介したDeskMeet X300ベースの13万1900円構成では、ゲーミングだけでなく日常からビジネス、写真の編集まで、快適に行えるパフォーマンスを示した。Ryzen 5000シリーズは、次世代CPU登場による特価も出ているので、小型のゲーミングPCを考えている人は注目だ。

Ryzen 7000シリーズは、現在発表されているマザーボード製品など含めるとハイエンド向きで価格が高いため、しばらく様子見し、今まさにコストを抑えて省スペースなPCを組みたい、と思っている人は、Ryzen 5000シリーズ&DeskMeet X300、ショート基板のRadeon RX 6000シリーズの構成を検討してみるのも一興だろう。

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