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上位モデルは伯仲!?Ryzen 7000vs第13世代Core、クリエイティブ系アプリで比較(1/3)

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

 Zen 4アーキテクチャーを採用することで、旧世代の欠点を解消し、さらに性能を伸ばしてきた「Ryzen 7000シリーズ」。既に基本的なパフォーマンス検証およびゲームパフォーマンスは解説済みだが、まだクリエイティブ系アプリでのパフォーマンス検証が残っている。

 ……と、ここまでは良いが、クリエイティブ系検証記事をまとめている間に競合から強力なGPUは出るわ、さらにRyzen 7000シリーズに奪われたCINEBENCH番長の座を奪還しに新CPUも出るわで、すっかりご無沙汰になってしまった。10月という狭い期間に大ネタを集中させるなよと言いたいところだが、結局のところ筆者の不徳の致すところでもある。この点はお詫びしたい。

 本稿は出しそびれていたRyzen 7000シリーズのクリエイティブ系アプリでの検証を行うものだが、ここで10月のレビュー時点でのデータを見せるのも気持ち悪い。既に第12世代Core(Alder Lake-S)は過去のものとなり、インテル第13世代Coreプロセッサー(以下、第13世代Core)と比較したいところ。そこでデータを新しい環境で一通りとりなおし、あらためて現行環境におけるクリエイティブ系アプリでのパフォーマンス検証を行うことにする。

Socket AM5を採用したことで従来のRyzenとの互換性を捨てたが、かわりに大幅のパフォーマンスゲインを獲得したのがAMDのRyzen 7000シリーズだ

Ryzen 7000シリーズの弱点はマザーボードの価格。ハイエンドのX670E環境を狙おうとすると、少なくとも5万円は覚悟しなければならない。ただSocket AM5は2025年以降も使われるため、少々高くても長い目で見ればお得という考え方もできる。写真は今回検証に使ったASUS製「ROG STRIX X670E-F GAMING WIFI」

第13世代Coreと旧世代Ryzenがライバルだ

 あらためて今回の検証環境を紹介しよう。前回までの検証との相違点は、Ryzen 7000シリーズ用のマザーボード、およびインテル環境のマザーボードとCPUがそれぞれ変わっている。第13世代Coreも性能を大きく伸ばしてきているが、Ryzen 7000シリーズは逃げ切ることができるのだろうか? という視点で見ていただきたい。

 さらにベースラインとして1世代前のRyzen 5000シリーズも用意し、合計11モデルで比較している。DDR5モジュールはSocket AM5&インテル環境で共通とし、CPUの定格で運用している。

 そして重要なのは、今回の検証ではWindows 11の最新ビルドである「22H2」で環境を作り直しているほか、Adobe系アプリに関しても10月末にリリースされた新バージョン、いわゆる“2023年版”に更新している。また、Windows 11のコア分離(VBS)、Secure Boot、ReSizable BAR、HDRといった項目は全て有効化している。

【検証環境:Ryzen 7000】
CPU AMD「Ryzen 9 7950X」
(16コア/32スレッド、最大5.7GHz)、
AMD「Ryzen 9 7900X」
(12コア/24スレッド、最大5.6GHz)、
AMD「Ryzen 7 7700X」
(8コア/16スレッド、最大5.4GHz)、
AMD「Ryzen 5 7600X」
(6コア/12スレッド、最大5.3GHz)
CPUクーラー ASUS「ROG RYUJIN II 360」
(簡易水冷、360mmラジエーター)
マザーボード ASUS「ROG STRIX X670E-F GAMING WIFI」
(AMD X670E、ATX、BIOS 0705)
メモリー G.Skill「F5-6000J3038F16GX2-TZ5N」
(16GB×2、DDR5-5200運用)
ビデオカード PowerColor「Red Devil AMD Radeon RX 6950 XT 16GB GDDR6」(Radeon RX 6950 XT)
ストレージ Corsair「CSSD-F1000GBMP600」
(1TB M.2 SSD、PCIe 4.0、システム用)
電源ユニット Super Flower「LEADEX PLATINUM SE 1000W-BK」
(1000W、80PLUS Platinum)
OS Microsoft「Windows 11 Pro」(22H2)
【検証環境:Ryzen 5000】
CPU AMD「Ryzen 9 5950X」
(16コア/32スレッド、最大4.7GHz)、
AMD「Ryzen 9 5900X」
(12コア/24スレッド、最大4.8GHz)、
AMD「Ryzen 7 5800X」
(8コア/16スレッド、最大4.7GHz)、
AMD「Ryzen 5 5600X」(6コア/12スレッド、最大4.6GHz)
CPUクーラー ASUS「ROG RYUJIN 360」
(AIO水冷、360mmラジエーター)
マザーボード ASRock「X570 Taichi Razer Edition」
(AMD X570、ATX、BIOS 1.90)
メモリー G.Skill「Trident Z RGB F4-3200C16D-32GTZRX」
(16GB×2、DDR4-3200)
ビデオカード PowerColor「Red Devil AMD Radeon RX 6950 XT 16GB GDDR6」(Radeon RX 6950 XT)
ストレージ Corsair「CSSD-F1000GBMP600」
(1TB M.2 SSD、PCIe 4.0、システム用)
電源ユニット Super Flower「LEADEX PLATINUM SE 1000W-BK」
(1000W、80PLUS Platinum)
OS Microsoft「Windows 11 Pro」(22H2)
【検証環境:インテル】
CPU インテル「Core i9-13900K」
(24コア/32スレッド、最大5.8GHz)、
インテル「Core i7-13700K」
(16コア/24スレッド、最大5.4GHz)、
インテル「Core i5-13600K」
(12コア/20スレッド、最大5.1GHz)
CPUクーラー ASUS「ROG RYUJIN II 360」
(簡易水冷、360mmラジエーター)
マザーボード ASUS「ROG MAXIMUS Z790 HERO」(インテルZ790、ATX、BIOS 0502)
メモリー G.Skill「F5-6000J3038F16GX2-TZ5N」
(16GB×2、DDR5-4800動作)
ビデオカード PowerColor「Red Devil AMD Radeon RX 6950 XT 16GB GDDR6」
(Radeon RX 6950 XT)
ストレージ Corsair「CSSD-F1000GBMP600」
(1TB M.2 SSD、PCIe 4.0、システム用)
+Silicon Power「SP002TBP34A80M28」
(2TB M.2 SSD、PCIe 3.0、ゲーム用)
電源ユニット Super Flower「LEADEX PLATINUM SE 1000W-BK」
(1000W、80PLUS Platinum)
OS Microsoft「Windows 11 Pro」(22H2)

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