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まさに“持ち運べるスタジオ”!AMD Ryzen搭載のライブ配信用機器BlastreamsがWindows PCよりも配信に適している理由とは?(1/3)

ジサトラハッチ 編集●ASCII

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

PCでライブ配信をしようとすると、規模にもよるが、複数のカメラの映像をOBS Studioなどの配信・録画ソフトウェアを使って処理し、安定したネットワークを使う必要があり、高性能なPCを使っている現場が多い。

かくいうアスキー編集部でも、PCで快適にゲームが遊べるような多コアのCPUにミドルクラス以上のビデオカードを搭載するPCを使用して配信している。そのうえ、配信規模によっては、ビデオ・ミキサーやオーディオ・ミキサー、コンバーターなどをPCに接続し、作業台のうえがケーブルだらけ、といったことも少なくない。

そんな悩みを解決できる製品として注目を集めたのが「Blastreams(ブラストリームス)」と呼ばれるライブ配信専用機器だ。BlastreamsはCPUにAMDの組み込み型CPU「Ryzen Embedded V1605B」を採用。

Blastreamsは、14型のディスプレイを搭載し、別途ディスプレイなしに単体で配信中の映像を確認しながら、ライブ配信ができる。小型のLCDだけを備える競合のライブ配信機器と異なり、ライブ配信作業をするのに必要最低限な省スペースで、大型な高性能PCなどを使わずに快適にライブ配信環境が持ち運べる製品になっている

DDR4の8GBメモリーに加え、システム容量も含めた120GBのSATA SSDを搭載。14型のディスプレイを内蔵し、PCレスで映像の録画・配信が行なえる。価格は税込49万9800円。

「Blastreams」の主なスペック
CPU AMD Ryzen Embedded V1605B
グラフィックス AMD Radeon Vega 8 Graphics
メモリー DDR4 8GB
ストレージ 120GB SSD(SATA)「システム領域を含む」
映像出力 14型ディスプレイ
無線通信機能 Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac)
インターフェース ギガビットLAN×2、DisplayPort 1.4出力×2、HDMI入力、USB3.0 Type-A×2、USB 2.0×2、ライン出力端子、マイク端子DC-IN
サイズ/重量 350(W)×250(D)×65(H)mm/約2.0kg
OS Linux

中身はPCであるものの、ライブ配信専用に特化するといった、尖ったコンセプトで、持ち運びもできるサイズに収まっているところが本機の面白いところだ。

そこで、実際にアスキー編集部で動画配信を担当している阿部と、ラッキー橋本の2人に同席して貰い、Blastreamsを販売するテイラーイノベーションズの代表である鈴木萌子氏(以下、敬称略)にお話を伺った。

テイラーイノベーションズ 代表 鈴木萌子氏

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