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FSRでフレームレートが2倍以上に向上!PC版『アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション』をAMD「Ryzen 7 5700X」&「Radeon RX 6700 XT」で遊んでみた(4/4)

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

「Ryzen 7 5700X」&「Radeon RX 6750 XT」環境では
4K&ウルトラ設定でもFSR 2.0を利用すれば平均100fpsも超える!


CPUは8コア/16スレッドにも関わらずTDP 65Wと扱いやすいRyzen 7 5700Xで、ビデオカードは現行最新のRadeon RX 6750 XTを採用したASRock「Radeon RX 6750 XT Phantom Gaming D 12G OC」を使用した

 最後に『アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション』がAMDプラットフォームで、どれぐらい快適に動作するのかチェックしてみよう。今回のテストにはAMD「Ryzen 7 5700X」(8コア/16スレッド、最大4.60GHz)、グラフィックボードはミドルクラスの中ではやや性能の高い最新の「Radeon RX 6750 XT」を搭載したPCを用意した。メモリーはDDR4-3200の16GB×2を採用している。

『アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション』の計測は、グラフィック設定のプリセットを最も高解像度である「ウルトラ」に設定。解像度は3840×2160ドットの4Kにして、『古代神の秘宝』の遺跡前を60秒間移動した際のフレームレートをCapFrameXで実行した。フレームレートが固定にならないようV-SyncはOFFにしている。なお計測結果は99パーセンタイルのP1を最小とし、平均と最大もそれぞれ示している。

グラフィック設定はウルトラに設定

 本作では、表示モードにフルスクリーンがなく、ディスプレイ解像度を落とすと、ウィンドウモードになる。そのため、FSR 2.0(ゲーム内ではAMD FSR 2と表示されている。図版では略してFSRとのみ表示)の各モードを使用して、レンダリング解像度を落とした際のフレームレートで比較している。FSRシャープネスは、デフォルトの「35」のままを採用した。

 FSR 2.0を使用していない時は、平均42.7fpsとやや低め。しかしながら、最小も39.3と差は少なく、30fps以上のフレームレートを、割と安定して維持していることがわかる。これだけでも、十分カジュアルに遊べるが、よりヌルヌルと滑らかな動作で遊びたい場合は、FSR 2.0が有効だ。FSR設定を「クオリティ」にするだけでも、高解像度をそこそこ維持しながら、平均62.7fpsと60fpsを超えている。

 一方で、最もパフォーマンス重視の「ウルトラパフォーマンス」にすると、平均で104fpsと100fpsを超える。FSRは、解像度を一度落として、それを元の解像度までアップスケーリングして出力することで、負荷を下げつつディテールを補完して元の解像度に近い映像美を保ちながら、フレームレートを向上させる技術。2.0は、簡単に言うと過去のデータを利用することで、従来のFSRよりも忠実度の高い画像を生成する。

 ゲームによっては、どれぐらい解像度を落としてからアップスケーリングしているかなどがわからないが、『アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション』では、「パフォーマンス」でレンダリング解像度が1920×1080ドットのフルHD、「ウルトラパフォーマンス」ならレンダリング解像度が1280×720ドットのHDからアップスケーリングしていることがわかる。

FSR 2.0は「クオリティ」「バランス」「パフォーマンス」「ウルトラパフォーマンス」の順に画質が落ち、パフォーマンス重視になる

 ちなみに、以下は同じシーンでFSR 2.0の「クオリティ」と「ウルトラパフォーマンス」の際の画質比較だ。ゲームによっては、かなり細かい模様などが潰れることがあるが、本作では多少髪の毛のシャギーが出たり、銃のグリップの木目調が薄くなったりしているが、画面全体で見た際の画質は、かなり維持していて並べて比較してみないことには、パッと見わからないほど優秀だ。そのため、細かいシャギーが気にならない人なら、FSR 2.0を積極的に活用し、より滑らかな動作で遊ぶことをオススメしたい。


FSR 2.0「クオリティ」の場合



FSR 2.0「ウルトラパフォーマンス」の場合

『アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション』は、まるで映画のような壮大な物語と、手に汗握るアクションと謎解きが楽しめる「アンチャーテッド」シリーズを、2作品同時に楽しめる。PC版では、高性能なPC性能を活かし、高解像度で迫力のある映像美でゲームがプレイ可能。特に、本作はFSR 2.0に対応するため、現在ミドルローの価格帯ではコスパが良いAMD Radeon RX 6000シリーズでのプレイにも向く。近日発売を予定している、最新AMD Radeon RX 7000シリーズでのプレイもアリだろう。

 また、日本AMDのオウンドメディア「AMD HEROES」では、12月31日(土)まで、「AMD ゲームがもらえるキャンペーン 2022 第3弾」を開催中。

 対象となっているAMD Ryzen 5000シリーズ・プロセッサーまたは、搭載したBTO PCを購入してエントリーすると『アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション』が貰える。『アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション』をプレイしたいが、ゲームが快適にプレイできるPCがない、という人は本キャンペーンを活用して、自作PCに挑戦するか対象BTO PCを購入してみるのも一興だろう。

【ゲーム情報】

タイトル:アンチャーテッド・トレジャーハンターコレクション
ジャンル:アクションアドベンチャー
配信:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
開発:ノーティードッグ
プラットフォーム:PC(Steam/Epic Games Store)
配信日:配信中(2022年10月20日)
価格:4900円

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