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安くなったAMD Ryzen 4000/5000 シリーズに最適。1万円を切るコスパ重視派待望のマザーボードBIOSTAR 「B450MH Ver.6.3」(3/3)

文●ふっけん 編集● AMD HEROES編集部

2014年頃のエントリーゲーミングPCと比べてみよう

今回組んだマシンと、2014年秋頃のエントリーゲーミングPCを想定した構成とを比べてみよう。スペックはCore i5-4590、DDR3-1333 4GB×2、GeForce GTX 750-1GB、250GB SSD(SATA接続)、Windows 10だ。この構成だとWEB観覧程度ならまだ使えるがゲーム用途だと力不足感がある。Windows 11もサポート対象外となっており買い替えを検討したくなる頃だと思う。

 

■CPU性能は約1.8倍にアップ

定番のCPU性能測定ベンチマークソフトであるCINEBENCH R23で比較してみた。

 

Core i5-4590の構成と比較するとシングルスレッドで1.25倍、マルチスレッドで1.8倍のスコアとなっている。これをどう判断するか迷うところだがRyzen 3 4100はCINEBENCHサンプルのCore i7-7700Kの92~96%のスコアとなっており正直驚いた。2017年発売とは言えメインストリームの最上位だったモデルで執筆時点では中古市場でも2万円強とそれなりの価格であり、1万円強のRyzen 3 4100で対抗できるのはなかなかインパクトがある。


■3DMarkのスコアは3~5倍。補助電源なしでこの性能は嬉しい。

ゲーム向けPCと言うことで3D MarkとファイナルファンタジーXIV(暁月の終焉)のベンチマークを試してみた。

 

Radeon RX 6400は現行のエントリーGPUであるが、GeForce GTX 750(概ね現在も販売されているGeForce GT 1030よりも少しだけ性能が高い)と比較すると3DMark Fire Strikeで約3倍、Time spyで約5倍と圧倒的な差をつけた。ファイナルファンタジーXIVのベンチマーク結果でも高品質デスクトップ設定で平均フレームレート73fpsであり十分にプレイすることができる。Radeon RX 6400は補助電源不要の比較的省電力なGPUであるが時代と共に大きく進化している。


■原神は画質「高」でほぼ60fpsをキープ

原神をプレイできる構成を目指したので3種類の解像度でフレームレートを測定してみた。

 

実はCore i5-4590とGeForce GTX 750の組み合わせでも画質を「最低」に、フレームレートを「60Hz(デフォルトは30Hz)」に設定するとほぼ60fpsをキープできる。画質さえ落とせば古いパソコンでも快適に動作するのだ。但し、画質を上げると途端に息切れしてくる。

原神は非常に美しい世界観があり是非とも高画質で楽しみたい。Ryzen 3 4100とRadeon RX 6400の組み合わせなら、画質「高」設定でもほぼ60fpsをキープできるため乗り換える価値はあるだろう。(今回はスコアのばらつきを抑えるため、稲妻の城下町の桜吹雪の中を走ったときのフレームレートを測定している。ド派手なエフェクトのある戦闘シーンではもう少し下がるかもしれない。)


■グラフィックカードをつけても消費電力はほぼ100Wに収まる

アイドル時と原神プレイ時の消費電力を比べてみた。

 

アイドル時に大きく差が出ており今回組んだマシンの方が約10W低いという結果になった。CPUやGPUの世代の違いもあるが、B450MH Ver.6.3がシンプル構成のマザーボードであることも省電力に貢献しているのかもしれない。

原神プレイ時の消費電力はどちらも100W程度だ。但し、今回組んだマシンでは画質設定「高」でほぼ60fpsをキープできていることを忘れてはいけない。以前、Ryzen 5 2400Gや3400GのAPUでゲームをプレイしていたときは80~90Wだったので、グラフィックスカードをつけても消費電力がこの程度で済むと言うのは特筆すべきことだと思う。

 

待望のコスパ重視AM4マザーボードの決定版。
余ったお金でワンランク上のCPUやGPUを狙うのもありだ。

マザーボードは安価なエントリーモデルでも(自動オーバークロックのようなブーストを除けば) CPUの性能は変わらない。どちらかといえば自分の必要な機能や拡張性があるかどうかを確認する必要がするべきだろう。

今回はAM4の現行品で最も安価なRyzen 3 4100と同グラフィックスカードのRadeon RX 6400を組み合わせてみた。僅かな追加投資で上位のRyzen 5 5500やRadeon RX 6500 XTに変更することも可能である。低予算でゲーミングPCを作る場合、マザーボードを安く抑えてワンランク上のCPUやグラフィックカードを導入することでより快適にゲームプレイすることも可能だろう。もちろんゲームの課金に回してもOKだ。

BIOSTAR B450MH Ver.6.3は安価なのでAM4でセカンドマシンを組み立てたい人、余ったパーツで安く組みたい人にもうってつけである。特にWindows 11サポート対象外となるRyzen 1000 シリーズ/Intel 第7世代以前のマシンを使っている方にお勧めしたい。

 

■関連サイト

BIOSTAR B450MH Ver.6.3 製品情報(BIOSTAR代理店:アユート)

BIOSTAR B450MH Ver.6.3 製品情報(英文)
(B450MHにはVer.6.3以前のリビジョンも存在するので製品情報を確認する際には注意しよう。)

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