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Radeon RX 7900 XTXからRadeon RX 6600まで検証

『ホグワーツ・レガシー』を楽しめるGPUはどれ?5種類のRadeonで試してみる(2/4)

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

GPUごとにフレームレートと画質をチェック

 『ホグワーツ・レガシー』は、その世界観を楽しむゲームだけに、画質はなるべく維持したいところ。ここでは画質プリセット「最高」と「高」を選択した。さらに、有効にするとかなり重たくなり、正直AMD Radeonが苦手なレイトレーシングを効かせた状態(レイトレーシング品質「最高」と「高」)や、AMD最新アップスケーリング技術のAMD FidelityFX Super Resolution 2(AMD FSR 2)を利用した状態のフレームレートをみていこう。

 フレームレートの計測には「CapFrameX」を使用し、ホグワーツ城の中央ホールから出た屋外シーンを使った。遠方の丘や別棟の描画に、多数の生徒が行き交うため、描画負荷が高めだ。このシーンの一定ルートを移動した際のavg(平均)と1%min(最小1パーセンタイル点)をまとめている。

メインとなるホグワーツ城内と比べると、かなり描画負荷が高くなる。なお、行き交う生徒などの数も設定(生物の個体数)できる


ここでは画質プリセットで「最高」と「高」を選択している。なお、霧や空、枝葉など、細かく品質を設定することができる


『ホグワーツ・レガシー』は、レイトレーシングに対応する


AMDの最新アップスケーリング技術のAMD FSR 2に対応する。パフォーマンスチェックでは「バランス」を選択した

RX 7900 XTXでは、4K&最高画質でも快適!

 Radeon RX 7900 XTXから試していこう。新世代Radeonのフラッグシップではあるが、レイトレーシングを効かせるとかなり厳しく、平均フレームレート60fps以上を維持するにはWQHD解像度でもアップスケーリングのFSR 2の利用が必要になる。

 レイトレーシングを使わなければ、4K解像度+最高画質でハリポタの世界を楽しむことができるフレームレートになっている。





 計測に使ったシーンはゲーム序盤になるため、ストーリーが進めばより重たいシーンがあると思われるが、そんなときはFSR 2を「クオリティ」か「バランス」に設定することで、快適なプレイを維持できるのもRadeon RX 7900 XTXを組み合わせたときのポイントだろう。

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