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第2世代Ryzen搭載のディビジョン 2推奨PCの実力はどれほどか試してみた(2/7)

AMD HEROES編集部

15万円以下ながらマルチコア&コスパのよいGPUを備えたPCゲームの入門機

FRGXA320/DIV2
●FRONTIER
直販価格 14万184円

まずはコストパフォーマンスのいいラインとしてFRONTIREの「FRGXA320/DIV2」をピックアップ。本機は、税込み15万円以下という価格ながらミドルクラスのRyzen 5ではなく8コア/16スレッドのRyzen 7 2700を採用。

ビデオカードは設定次第ではどんなPCゲームも快適にプレイできるミドルクラスのRadeon RX 590を搭載し、普段使いのメインPCとして、そしてPCゲームも快適に遊べるスペックを有する。RX 590はVRAMが8GBもあるので、同価格帯のGeForce系のビデオカードよりも、アプリによっては高い性能を発揮する。CGレンダリングや写真編集、動画エンコードといった作業にも向く。

また、CPUもスレッド数が多いため、実況配信をしながらゲームをプレイするといった使い方でも活躍する。

「FRGXA320/DIV2」の主なスペック
CPU Ryzen 7 2700(8コア/16スレッド、3.2~4.1GHz)
ビデオカード Radeon RX 590(8GB)
チップセット A320
メモリー 16GB(DDR4-2400 8GB×2)
ストレージ 250GB SSD(NVMe M.2)、2TB HDD
インターフェース DisplayPort 1.4出力×2、HDMI 2.0出力×2、DVI-D出力、USB3.0×6、USB2.0×2、ギガビットLANほか
光学ドライブ DVDマルチドライブ
電源ユニット 800W 80PLUS GOLD
サイズ 約190(W)×426(D)×356(H)mm
OS Windows 10 Home(64ビット)
キーボード/マウス 日本語キーボード/光学式スクロールマウス

本機のケースは日本人好みの飾り気の少ないシンプルな落ち着いたデザイン。前面にはUSB3.0ポートが2つ、マイク入力とヘッドホン出力を備える。また、最近省かれがちな光学ドライブも標準搭載。デフォルトではDVDマルチドライブだが、BTOオプションでBDXLの書き込み対応のBlu-rayドライブに+6000円で変更可能。

また、+1000円でマルチカードリーダーを追加できる。カメラで写真を撮る人なら、カードリーダーを追加するのもいいだろう。

BTO PCだと付属しないことが多いキーボードとマウスも標準で付属。BTOオプションで「なし」にしても価格は変わらない。初めてPCを購入する人の入門機としてももってこいだ。

CPUクーラーは、単品のRyzen 7 2700に同梱されているものと同じ「Wraith Spire」のLED搭載モデル。ただし、LED搭載で光ものの本機のオプションにはクリアパネルなどがないため、サイドパネルを開けないと光っているところが見えないのは残念だ。

ビデオカードは、購入時期によっては変わるかもしれないが、今回借りた製品だとASRockの「Phantom Gaming X Radeon RX590 8G OC」を備えていた。オーバークロックモデルなため、OCモードではGPUが1591MHzで動作。OCモデルではないRX 590搭載製品よりも高いスコアーが期待できる。

PCケースのベイ構造は昔ながらな感じで、5インチベイや3.5インチベイにも空きが多い。下部に2.5インチのSSDを搭載するスペースもあり、ストレージを数多く増設することができる。熱を持つ電源は、上部に持っていっていたり、ビデオカード周りには必要最低限の空きがあり、カード長の長いビデオカードの入れ替えもし易いなどの工夫も見られる

PCケースのベイ構造は昔ながらな感じで、5インチベイや3.5インチベイにも空きが多い。下部に2.5インチのSSDを搭載するスペースもあり、ストレージを数多く増設することができる。熱を持つ電源は、上部に持っていっていたり、ビデオカード周りには必要最低限の空きがあり、カード長の長いビデオカードの入れ替えもし易いなどの工夫も見られる

「Wraith Spire」はLEDを搭載するため、起動すると光を放つ

「Wraith Spire」はLEDを搭載するため、起動すると光を放つ

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