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【話題のPCゲームピックアップ!第5回】

Radeon RX 5700 XTで4Kプレイもサクサク! ゲームモードも豊富な都市開発SLG「Cliff Empire」をプレイ(2/3)

文● 松野将太 編集● AMD HEROES編集部

序盤の攻略ポイント、交易ポータルは速めに設置したい

ゲーム序盤に進行を誤るとのちの発展に大きく響く。ある程度の定石を覚えておきたい

ゲームの難易度については、普通に進めようと思うとそこそこに手ごたえがある。適当に建物を置いていくとあっという間に資源や資金が底を尽き、ゲーム進行が大きく停滞するか、場合によっては打つ手がなくなってしまうこともあるだろう。そのため、基本的には第一にエネルギーの確保を行い、次に資源と資金を集める手段を考えることになる。

貯蔵所と発着プラットフォームは設置が必須

ゲーム開始時に設置が必須となる施設は、ドローンが資源を貯めていくための「貯蔵所」、住民を誘致するための「発着プラットフォーム」、住民のための「住宅」の3つ。貯蔵所は頻繁に行き来するドローンの移動効率にも関わってくるため、なるべく都市の中心部に近い場所に設置しよう。これら3つを揃えたら、次にエネルギーを貯めるための施設を用意する。

太陽光発電パネルを設置した崖。夜や嵐が来ると発電できない

序盤のエネルギーを生み出す施設は、主に風力発電か太陽光発電だ。崖によって日照率と風力が異なるため、性質を見極めて設置するのがベストだろう。太陽光発電は夜になると効率が大きく落ちるため、もっとも扱いやすいのは風力発電だ。原子力発電という手もあるが、災害が起こるようになってから設置しても遅くはないだろう。余剰エネルギーはバッテリー化することで、非常時の備蓄やアイテムの生産に利用できる。

序盤の資源確保にマター鉱山は必須。余ればポータルで売りに出してもいい

エネルギーを確保したら、資源と資金を集めるための手段を確率しよう。建築用の資源集めには「マター鉱山」をいくつか、食料と水資源を集めるには「農場」と「水抽出ステーション」もしくは「濾過施設」があるといい。特に水と食料は、人口を増やすためにもある程度自給できるようにしておく必要がある。これがなくなると住民が都市を去ってしまうが、発着ステーションにウランが用意されていれば、人口は取り戻せるので、最適なバランスを模索するといいだろう。

円形のオブジェクトが交易ポータル。序盤の最重要施設と言っても過言ではないので、早めに建てておきたい

序盤に建設しておきたいのが、「交易ポータル」と「空港」だ。特に交易ポータルは重要で、1日に1回、宇宙にあるステーションとの交易が可能になる。自給できている余分な資源を売却したり、必要な資源を購入できるため、これがあるだけで八方塞がりな状況を打破できることもしばしば。逆に、ポータルがない状態で資源や資金の深刻な不足に陥ると、ゲーム進行が大きく停滞してしまう。早めに用意しておこう。

大きなヘリポートが見えるのが空港。空港と言っても実質的にはドローン生産施設で、都市運営の作業スピードを大きく改善できる

空港は、物資の運搬や施設の建設作業を行うドローンを追加生産できる。初期状態はドローン3体のみだが、空港をつくることで10体、研究を進めることでさらに多くドローンを増やし、都市全体の運営効率を飛躍的に高められる。かなり有用なので、これも早めに建築しておきたいところだ。

崖ごとの都市運営の住民満足度は画面下に表示されている。これを高い水準で保つことで、スムーズな都市運営が可能だ。労働者の人口が増えれば税収も上がり、それだけ都市が安定する

加えて都市の運営を安定させるため、住民と仕事のバランスを管理するのも重要となる。施設を稼働させるには住民が必要で、十分な住民がいないと稼働効率が下がってしまうからだ。住民が病気にならないよう、病院を設置するなどして健康を管理しつつ、人口に見合う食料や施設数のバランスを取っていくのがこのゲームの難しいところでもあり、醍醐味でもある。都市がうまく回らなくなったと思ったら、大体はこのバランスが悪くなっていると考えたほうがいいだろう。

人の視点で街を見て回れる観光モードもあり。自分で構築した都市に浸ってみるのもいいだろう

中盤以降は複数の崖で交易を加速させたり、大学や研究所を使って研究を進め、さらなる高度なテクノロジーを使用できるようになる。災害や敵の襲撃もあるため、限られたスペースをどのように使用していくかが腕の見せ所だ。

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