ダンジョン攻略の鍵はペルソナ強化と「総攻撃」
ダンジョンは一定期間ごとに出現。特定の期間までにクリアしなければゲームオーバーになる
「ペルソナ4」には複数のダンジョンが登場するが、あらたに出現したダンジョンは特定期間のみ攻略が可能であり、期間内に最深部のボスを倒して攻略を完了できなければゲームオーバーになる。ダンジョンの構造は、異なるダンジョンであっても基本的には変わらず、ランダムで生成される階層のどこかにある階段を見つけ、どんどん上の階層へ登っていくことで最奥部へたどり着ける仕組みだ。
ダンジョン内には行く手を阻む「シャドウ」が徘徊しているが、アイテムの入った宝箱も落ちているため、しっかり探索することでメリットを得られる場合も多い。なお、ダンジョンを探索できるのは主人公を含め最大4人のパーティーになる。仲間が増えてきた場合、後述するスキルの属性なども考慮し、編成を考えよう。
ダンジョンではシャドウを倒しつつ、階段を探して上の階層を目指す
本作はシンボルエンカウント方式を採用しており、ダンジョン内を徘徊するシャドウのシンボルと接触することで戦闘がスタートする。なお、敵シンボルに背後から近づき戦闘に入ることで先制攻撃ができ、1ターンぶんのアドバンテージを得られるが、相手に背後を取られた状態で戦闘に入れば、逆に先手を取られることもある。敵の種類は戦闘に突入するまで分からないため、基本的にはしっかり先手を取れるように立ち回りたいところだ。
戦闘はコマンド方式。エンカウント時に先手を取れば有利に立てる
「スキル」では、ペルソナが持つ強力な能力を使用できる。HPやSPを消費するが、敵シャドウの弱点を突くにはほぼ必須になるため、基本的にはこれを活用していきたい
戦闘はオーソドックスなコマンドRPGで、キャラクターはそれぞれ持っている武器による通常攻撃、ペルソナを使った「スキル」、アイテムの使用、防御といったコマンドを選択できる。ペルソナのスキルは発動にHPやSPを使うが、戦闘を有利に運ぶためには非常に重要な攻撃手段になる。シャドウには「⽕」や「氷」など、属性ご とに弱点や耐性が設定されており、弱点を突くことでダウンさせれば「1MORE」が発動して、こちらの行動回数が増えるからだ。
物理（通常攻撃）弱点の敵も存在するが、かなりの少数派。基本的には「アギ」や「ガル」といった属性を有するペルソナのスキルで弱点を突いていくことで、相手に行動させず一方的に攻撃できる。
弱点を突き、すべての敵をダウンさせれば「総攻撃」をかけられる。すべての敵の体力を大きく減らせる強力な攻撃だ
総攻撃を選択すると、パーティメンバー全員のカットインが表示される
また、すべての敵をダウンさせれば「総攻撃」のチャンスが到来する。発動すればパーティー全員で相手を袋叩きにでき、大きなダメージを与えられるので、これを狙っていくのが定石と言える。総攻撃で敵を全滅させた場合、戦闘後に新たなペルソナやさまざまなボーナス効果が得られる「シャッフルタイム」が確実に発生するため、メリットは非常に大きい。
ちなみに、相手のダウンは物理攻撃のクリティカルでも発生する。弱点を狙えない敵がいた場合、クリティカルが発動するのを祈って物理攻撃をしてみるのもいいだろう。
ペルソナはレベルアップでスキルを習得していくほか、ステータスもアップする。キャラクターの性能に関わるため、しっかり強化していきたい
スキルカードを活用してペルソナに新たな技を習得させることも
主人公以外の仲間たちは使用できるペルソナが固定であり、覚えるスキルの属性傾向も偏っている。そのため、パーティーの中で唯一、複数のペルソナを使いこなせる主人公は貴重な存在だ。また、主人公・仲間の弱点や耐性は、装備しているペルソナによって決定されるため、新たなダンジョンに挑む際には、仲間との相性も考えてさまざまな属性を扱えるペルソナをしっかり揃えておきたい。
ペルソナのスキルはレベルアップである程度増えていくほか、ベルベットルームの「合体」で素材になるペルソナのスキルを引き継いだり、さまざまな方法で手に入る「スキルカード」を使って習得させられる。また、特定の日に特定のペルソナを使った合体を行なうことで、特殊なスキルを習得させられる「合体予報」も上手く活用できれば言うことなしだ。
さらにベルベットルームでは、登録済みのペルソナをお金と引き換えに呼び出す「ペルソナ全書」も利用可能。呼び出しの費用はそれなりにかかるため序盤は利用しにくいが、合体の素材が多く必要になる中盤から終盤にかけてはお世話になる機会も多いだろう。
