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最新世代Ryzen&Radeon搭載ゲーミングノートPC最高峰の「G5 15 SE」のポテンシャルを重量級ゲームでチェック!(3/3)

藤田忠 ●編集 ジサトラハッチ

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

美麗な映像美で動作が重い「CONTROL」は
「中」設定なら60fps超えでプレイ可能

続いては、世界的なゲーム賞となる「The Game Awards 2019」で、最優秀賞を含めた7つの部門にノミネートされ、「Best Art Direction」を受賞しているアクションADVの「CONTROL」だ。2020年8月からはSteamからの販売が解禁され、ゲーム本体とリリース済みとなる2つのDLC「The Foundation」と、「AWE」がセットになっている「CONTROL Ultimate Edition」が配信されているので注目だ。

「CONTROL」と言えば、リアルタイムレイトレーシングのDirectX Raytracing(DXR)で可能な処理を盛り込んだゲーム。残念ながらDXRでの処理は体験できないが、超能力と変形する銃を使ったアクションと、秀逸のストーリーは楽しめる。

レイトレーシング処理を使わずとも、画質プリセットの「高」は平均60fpsを下回ってしまうので厳しいが、プリセット「中」なら平均フレームレートは62.8fpsだ。さすがに最小フレームレート(1%パーセンタイル)は39.9fpsを記録したが、序盤のプレイに支障は感じなかった。

画質も良好で、プリセット「中」は「高」と比べると多少奥のオブジェクトの描画に粗が見えるが、プレイ中に気になることはあまりないだろう。

「クオリティープリセット」の「高」

「中」画質。「CONTROL」の世界感を十分に堪能できる画質になっている

Developed by Remedy Entertainment, Plc. Published by 505 Games. Licensed to and published in Japan by Marvelous Inc. The Remedy logo and Northlight are trademarks of Remedy Entertainment Oyj, registered in the U.S. and other countries. Control is a trademark of Remedy Entertainment Oyj. 505 Games and the 505 Games logo are trademarks of 505 Games SpA, and may be registered in the United States and other countries. All other marks and trademarks are the property of their respective owners. All rights reserved.

CONTROLのフレームレート

高負荷で有名な「Crysis」のリマスター版は
「中」設定で平均70fps以上!

続いては、2007年に登場し、最高画質設定では当時のハイエンドPCでもスペック不足だった「Crysis」を現在の技術でリマスターされた「Crysis Remastered」だ。

高評価を受けていたストーリーはそのままに、ハードウェア、ソフトウェアベースのレイトレーシングなど、最新テクノロジーを満載して復活した「Crysis Remastered」は、2007年のオリジナル版をプレイした人はもちろん、「Crysis」を知らない人にも、おすすめできるゲームタイトルになる。

ちなみに「Crysis」は、そのあまりに高い負荷から、海外では「Can It Run Crysis?」(そのPCは、”Crysisを動かせる?”)という言葉が生まれた。ゲーム登場から13年経過した、いまでもハイエンドをうたうGPUや、PCを揶揄するのに使われている。「Crysis Remastered」の画質設定には、ハードウェアのすべての機能を無制限に使用する「CAN IT RUN CRYSIS?」が備わっているので、次世代GPUのベンチマークに使えそうだ。

超重量級なのは健在で「最高」画質では平均フレームレートは30fps切り、「高」でも36.9fpsになるが、負荷の高いソフトウェアベースのレイトレーシング処理がオフになるプリセット「中」まで設定を下げると、フレームレートは平均70.3fps、最小(1%パーセンタイル)53.4fpsまで向上する。GPUに関係なく、PS4 Proなどでも体験できるソフトウェアベースのレイトレーシングをオフにするのは残念だが、「中」とは言え、「Crysis」の世界感を満喫できる満足ゆく画質と言えるだろう。

Crysis Remasteredのフレームレート

レイトレーシングがオフになるプリセット「中」だが、キレイな描画になっている

「中」に設定しつつ、レイトレーシングを有効(品質:高)にした状態。平均フレームレートは50fps台にダウン

同じシーンでレイトレーシングを無効にした状態。波の太陽光の処理など違いは、一目瞭然だ

机上で極上ドライブを体験する「Project CARS 3」も
「中」設定で70fps超えで快適プレイ!

最後にプレイしたのは、クルマのリアルな挙動で人気のレースシミュレーションゲームの最新作となる「Project CARS 3」だ。

プリセットは用意されていないため、手動で「テクスチャフィルタリング」を「アニソトロピック 16倍」、「テクスチャ解像度」を「高」、「コースのディテール」などを「ウルトラ」と、最も高く設定してプレイすると、フレームレートは30fpsを下回ることが多々あった。

車両やコース、影のディテールなどを「ウルトラ」から「高」にダウンすると、フレームレートは大きく伸びたが、60fpsには届かなかったので、「中」をベースに設定するとフレームレートは大きく向上。リプレイ機能を使って60秒間のフレームレートを、コクピットカメラ視点で計測すると、平均フレームレートは76.1fps、最小フレームレート(1%パーセンタイル)は54.3fpsに。カスタマイズした愛車を駆って、自宅の机上からレーサーデビューだ。

リプレイ機能を使って、タイムアタックした際の60秒間のフレームレートを、コクピットカメラ視点で計測した

Project CARS 3のフレームレート

「Dell G5 15 SE」は重量級ゲームも快適プレイできる

画質を調節したり、FidelityFXを活用したりすることで、最新、話題のヘビー級ゲームをキレイな描画と60fpsオーバーのフレームレートで遊べた「Dell G5 15 SE」。

今回試した18万円前半となる「Dell G5 15 SE プラチナ(144Hz・大容量メモリー&SSD・RX5600M搭載)」もコスパ抜群と言えるが、同じ第3世代Ryzen Mobileと、モバイル向けのミドルレンジGPU「Radeon RX 5600M」を組み合わせ、約15万円となる「Dell G5 15 SE プレミアム(120Hz・RX5600M搭載)」もあるので、コストを抑えつつ、重量級ゲームも遊んでみたいという人は選択肢のひとつに入れておこう。

(提供:日本AMD)


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