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ハイエンドゲーミングPC「AORUS GPC-03S3080」で快適4Kゲームライフ (1/4)

宮里圭介 編集●北村/ASCII

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

 ゲーミングPCといってもスペックはバラバラで、ゲーム専用機のように「これを買っておけばどんなゲームも遊べる」といった標準的な構成がない。知っている人にとっては当たり前のことなのだが、ここでつまずいてしまうと「どれを買えばいいのかわからない」と頭を抱えてしまうことになる。

 こういったゲーミングPC選びで最初に考えておきたいのが、どんなゲームをどんな環境でプレーしたいのか、という明確なビジョンだ。インディーズやブラウザーゲームが遊べればいいというのであれば、10万円以下で購入可能なノートPCでも十分楽しめるだろう。もちろん本格的なゲームであっても、解像度や画質を妥協しまくれば、なんとか動いてくれるハズだ。

 しかし、せっかくゲームを楽しみたいというのに、美しいグラフィックが売りのゲームがボヤッとした画面、しかもコマ送りのように表示されてしまえば興覚めになる。一応ゲームは動くけれど、まったく楽しめない……となってしまえば、それこそ本末転倒だ。

 妥協をして不満を抱くくらいなら、納得いく画質でどっぷりゲームの世界に浸れるハイエンドゲーミングPCを選びたい、と考えるのは当然だろう。こういった人にピッタリなのが、今回紹介する「AORUS GPC-03S3080」だ。

 価格は32万7800円とさすがに高価だが、CPUにAMD Ryzen 9 5900X(12コア/24スレッド)を搭載するだけでなく、GPUにNVIDIA GeForce RTX 3080を採用したビデオカードを装備。この組み合わせであれば、ほとんどのゲームが4K解像度の美しい画面でも滑らかに動き、ゲームに没頭できることは間違いない。

 単純にスペックだけで選ぶのであればもっと安い製品もあるが、スペックだけでは見えない「AORUS GPC-03S3080」だからこそのポイントが多数ある。その細部を紹介していこう。

 なお、CPUにRyzen 5 5600X、GPUにGeForce RTX 3060を搭載したミドルレンジモデル「AORUS GPC-03R3060」もある。価格は「AORUS GPC-03S3080」の約半額となる16万4780円なので、4K解像度は必要ないという人はミドルレンジモデルを検討するといいだろう。

AORUS GAMING PCスペック表
型番 AORUS GPC-03S3080 AORUS GPC-03R3060
CPU AMD Ryzen 9 5900X AMD Ryzen 5 5600X
ビデオカード NVIDIA GeForce RTX 3080 NVIDIA GeForce RTX 3060
メモリー DDR4-3200 16GB x2 DDR4-2666 8GB x2
ストレージ M.2 SSD 500GB NVMe PCIe Gen4 M.2 SSD 500GB NVMe PCIe Gen3
OS Windows 10 Home 64bit Windows 10 Home 64bit
実売価格 32万7800円 16万4780円

GIGABYTEのゲーミングブランド
「AORUS」を冠するだけあってこだわりがスゴイ!

 ライトアップ機能はゲーミングPCの定番となっているが、「AORUS GPC-03S3080」は単なる光るパーツの寄せ集めではなく、ライトアップのコントロールや機能面にまでこだわりがあるというのが大きな特徴だ。

 ケースのフロントとサイドに施されたAORUSロゴや、フロントパネルの上下部分が光るというくらいはそれほど驚きはないが、注目したいのが内部のライトアップ機能。水冷CPUクーラーとビデオカード部分にある。

AORUSのロゴが光り、ゲーミングPCらしさを演出。自己主張も強くなく、シンプルで所有欲がくすぐられるデザインだ
水冷CPUクーラーのヘッド部分に、ディスプレーを搭載。搭載CPUの種類や動作クロックが表示されるというのがおもしろい

 ディスプレーを搭載した水冷クーラーのヘッドは、ロゴだけでなくステータス表示も可能。CPUの型番から動作中のクロック、温度、冷却液の温度など、設定によって表示内容のカスタマイズにも対応している。用意されているモードを選ぶだけでなく、好みの画像を表示する、といったことも可能だ。

 ビデオカードにもディスプレーが搭載されており、こちらも同じようにカスタマイズが可能だ。温度などのステータスはもちろん、画像表示に対応している。

ビデオカードのディスプレーは少々小さめだが、しっかりと視認できる明るさ。存在感がある

 これらの表示やライトアップの色などは、専用ツール「RGB Fusion 2.0」を使うことでカスタマイズできる。各パーツの設定を同期させ、調和のとれたライトアップ効果にすることもできるし、水冷CPUクーラーヘッドやビデオカードのディスプレーに表示する内容のカスタマイズも簡単だ。

すべてのライトアップパーツを同期させる「SYNC MODE」。色や効果を合わせたライトアップをしたいなら、このモードが便利
個別に設定する場合の例。ビデオカードでは光らせるパターンや色だけでなく、「LCD DISPLAY SETTING」をクリックすることで、ディスプレーへの表示のカスタマイズも可能
表示できる情報はモードにもよるが、温度や負荷率、動作クロック、ファン速度などさまざまな情報に対応している

 このビデオカード、ディスプレーを搭載しているという部分に注目してしまいがちだが、実はそれ以上の特徴となるのが、かなりの厚みがある点だ。

 GeForce RTX 3080は性能に優れたGPUとなるものの、搭載メモリーを含め発熱量もかなりのものとなるため、それだけ熱対策が重要となる。これに対応するため、多くのビデオカードは大型のヒートシンクと強力なファンを搭載し、2~2.5スロットぶんの厚みとなっているのが一般的だ。

 これに対し、「AORUS GPC-03S3080」が採用しているビデオカードは「GV-N3080AORUS M-10GD」で、なんと4スロットぶんの厚みがあるのだ。

ビデオカード単体を取り外したところ。明らかに厚みがあることが見て取れる
ブラケット側から見たところ。2スロットのブラケットが、ビデオカードの半分までしか届いていないことに驚きだ
側面から見ると、大型ヒートシンクが銅のヒートパイプでしっかり接続されている様子がわかる

 この厚みは、それだけ大きなヒートシンクを搭載しているという証拠。ヒートシンクは面積が広いほど冷却性能が高くなるため、この厚みは冷却性能が高いことの証明に他ならない。

 この冷却へのこだわりはビデオカードだけでなく、CPUクーラーにも向けられている。通常、水冷のCPUクーラーではラジエーターが120mm、ハイエンド向けでも240mmというのが一般的だが、なんと、360mmの超大型ラジエーターを採用した「AORUS WATERFORCE X 360」を搭載しているのだ。

設置スペースの関係で、本体フロント部分に取り付けられた360㎜の大型ラジエーター

 ラジエーターのサイズに合わせ、ファンは120mmを3基搭載。ライトアップ用のLEDも内蔵しているため、冷却だけでなく、ケース内を彩る装飾としてもしっかり機能してくれる。ファンは吸気方向に取り付けられており、冷たい外気で直接ラジエーターを冷却できるため、CPUをより効率よく冷やせるレイアウトだ。

 ラジエーターからの熱がケース内に戻ってしまうのは少々心配だが、背面と天面にケースファンが取り付けられており、強力に排気。エアフローがしっかりと考えられているため、ケース内に熱がこもることはないので安心して使えるだろう。

ケースファンは背面だけでなく、天面にも装備。この2つのファンで、ケース内の熱をしっかり排出してくれる

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