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8コア/16スレッドでリビングでも活躍!?Ryzen搭載ゲーム機型PCの魅力を「ONE XPLAYER AMD」でご紹介!(4/4)

宮里圭介 編集●ジサトラハッチ

※この記事はASCII.jpからの転載です(文中リンクはASCII.jpの記事に飛ぶことがあります)

モバイルゲーム用途だけではもったいない
「ONE XPLAYER」はリビングで輝けるPCだ!

スタイルこそゲーム機となっているが、「ONE XPLAYER AMD」がPCとして高い性能を持っているというのは間違いない事実。マウスとキーボードを接続すれば、持ち歩いて使えるモバイルPCとしても活躍してくれるわけだ。

とはいえ、最初から薄型軽量を意識したモバイルノートPCと比べてしまうと、持ち運びやすさの面では見劣りしてしまうため、常に持ち歩くような用途にはやや向いていない。

ではどういった用途が向いているのかと考えたときにオススメしたいのが、リビングPCとしての活用だ。といっても、リビングに固定して使うというのではなく、普段は内蔵ディスプレーで利用し、大画面が必要なときだけリビングのテレビに接続して使う、というスタイルのこと。

テレビに映せば大きく表示可能。動画視聴から写真現像などの趣味、そして仕事にまで活躍可能になる

普段は手軽にPCゲームが楽しめるゲーム機として、そして、テレビに繋げば本気で使えるPCとして活用できるというのがメリット。PCは、小さな画面より大きな画面のほうが作業効率は高くなるだけに、テレビに映すだけで用途が大きく広がるわけだ。

テレビとの接続はHDMIとなるのが通常だが、ONE XPLAYERにはHDMI出力がない。ではどうすればいいかといえば、USB Type-C用のHDMIアダプターを使うことで解決できる。

ONE XPLAYERのインターフェースは、USB Type-C×2とUSB Type-A、そしてヘッドセット端子のみ。ただし、Type-Cでのディスプレー出力に対応している

直接HDMIケーブルを接続することはできないが、HDMI出力アダプターを使えば、テレビとも接続可能に

テレビの大画面でゲームを楽しみたいというときは、ONE XPLAYER本体のゲームパッド機能ではなく、別途外付けのゲームパッドを用意するといいだろう。このほうが軽くて操作しやすいし、何より、HDMIケーブルがジャマにならないからだ。

テレビにゲーム画面を映して遊ぶときは、別途ゲームパッドを用意しよう。格段にプレイしやすくなる

マウスやキーボードだけでなくWebカメラまで用意すれば、ビデオ会議への参加も可能になる。PCとしての利用が多くなるのであれば、USB Type-C接続のドックを用意し、ワンタッチでテレビやWebカメラ、マウス、キーボードを増設できるようにしておくのも便利だ。

PCとしての性能はどのくらい?
各種ベンチマークで簡単にチェック

PCとして使えるし、高性能だといわれても、実際どのくらいの性能なのかは気になるところ。そこで、定番ベンチマークソフトで簡単に性能を紹介しておこう。

まずはPCの総合性能をチェックできる「PCMark 10」から。アプリの起動時間やビデオ会議、ブラウザーの性能を測る「Essentials」、オフィスソフトの速度を測る「Productivity」、動画や写真編集、グラフィックス性能を測る「Digital Content Creation」のサブスコアにも注目だ。

「PCMark 10」の総合スコアは5316で、ノートPCとしては高め。内蔵グラフィックとなるため、Digital Content Creationのスコアは少し低い

総合スコアは5316と、ハイエンドモバイルPCに見劣りしないだけの性能を備えている。dGPUを搭載するようなゲーミングノートPCには負けてしまうとはいえ、この本体サイズでここまでの性能が出ていれば、通常利用で困ることはまずないだろう。

続いてCPU単体の性能を見るため、「CINEBENCH R23」を試してみよう。これは、CGレンダリング速度からCPU性能を測ってくれるベンチマークソフト。独自スコアとなるptsという単位で評価してくれ、この数値が高ければ高いほど高性能となる。

「CINEBENCH R23」は、Multi Coreで8419pts、Single Coreで1263pts。これは同じCPUを搭載するモバイルノートよりも高めだ

モバイルノートPCでは、4コア/8スレッドのCPUを搭載していることが多いだけに、この性能は圧倒的。参考までに、手元の過去データからCore i7-1185G7搭載ノートのスコアを引用すると、Multi Coreが5616ptsで、Single Coreが1477ptsとなっていた。Single Coreのスコアでは負けているものの、Multi Coreでは大差で上回っており、Ryzen 7 5700Uがいかに高性能かがわかる。

もうひとつ、動画関係のベンチマークとして「Blackmagic RAW Speed Test」を試してみよう。Blackmagic Designは映像関連のハード・ソフトを製造販売しており、フリーで使える動画編集ソフト「DaVinci Resolve」をリリースしていることでも有名だ。Blackmagic RAW Speed Testは、このDaVinci Resolveでも使われている映像用のRAWコーデックを使い、デコード速度を計測してくれるベンチマークソフトとなる。

「Blackmagic RAW Speed Test」のデコード速度を見ると、4K@60fps以上のデコードもリアルタイムで可能な性能があることがわかる

3:1や12:1というのは、ビットレートの違い。数値が低いほど高ビットレートとなり、より多くの計算が必要となるため、デコード速度は低下している。

速度は右の「How Fast?」で表示され、これがデコードのフレームレートとなる。フォーマットのフレームレートを上回るときは、リアルタイムデコードが間に合うということで、左の「Will It Work?」の表にチェックマークがつくわけだ。

この結果を見ると、4K@60fpsの編集もしっかりと行なえるだけの性能があることがわかる。これだけの性能があれば、メインPCとして使用しても不満を感じることは少ないだろう。

ゲーム機型というデザインにとらわれない、自由な使い方ができる!

ゲームパッドを内蔵しているということもあり、どうしてもゲーム専用機と見られがちな「ONE XPLAYER」だが、中身は高性能なモバイルPCと変わらない。マウスやキーボードを接続すればメインPCとして使えるだけの性能があるし、テレビの大画面に接続すれば、さらに多くの用途で使えるようになる。

こういった多用途に応用できるのも、マルチスレッド性能に優れたRyzenを搭載しているからこそ。気軽にPCゲームが遊べるゲーム機としてはもちろん、普段から使うメインPCとしても活用したいというのであれば、Ryzen 7 5700Uを搭載した「ONE XPLAYER AMD」は、きっとその期待に応えてくれるだろう。

(提供:AMD)


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